パザ日誌

2015年03月30日(月)

船上カメラマン(その1)

ニッコールレンズフォトツアー羽田編のつづき。

伊丹から羽田へ到着すると、羽田から合流する親子さんと合流し、バスへ乗って川崎の港へ向かう。

長八丸第二号という屋形船へ乗り込み、まずは美味しいお弁当を頂き、船は港を出発。

当初はDランの方へ向かう予定だったようだが、荒天の為に反対側へ。南風運用の為に予定を変更して城南島へも行く事になったという事で、個人的には大喜びしたのだが、結果的にはそれは中止で、予定通りに船からの撮影を楽む事となった。

先日もセントレアで90分程船からの撮影をしたのだが、その時と同じで、屋上からの撮影は2グループに分けて交代で行った。何度かポイントを変えて、各15分くらいづつの撮影。私は乗り物酔いをするので心配だったが、訳あって酔い止めの薬を飲めずに臨んだ。海上は波があってかなり揺れる。移動時は問題ないが、やはり船を止めて撮影タイムになると、柵につかまってないといけないほどの揺れだ。でも不思議なもので、屋上で撮影してる時はまったく平気なのだが、交代で船内へ入ると酔ってしまい気持ち悪くなってしまう。船内からでも窓から撮影は出来るので、撮影に集中しようと思うのだが、なかなか厳しかった。

これを何度か繰り返して、とうとうそろそろ吐いてしまいそうかな……と思っている所で撮影終了。これまた不思議なのは、船が走り出すと酔いは収まるのだよなぁ。港までは30〜40分程かかるのだが、その間は今日の講師であるプロの航空写真家の中野耕志先生の作品を解説をしてもらいながら、快適な船旅が出来た。

船からの撮影は、娘は標準ズームに加えて、望遠のズームを貸してもらって喜んで撮影しまくっていた。

シチュエーション的には飛行機を大きく撮そうとすると、どこで撮ったかが分からなくなる様な写真ばかりになりそうだったので、出来るだけ風景を入れる様に考えて撮影してみた。そのせいか、ちょっと飛行機が小さめの写真が多くなってしまったが、個人的にはそれで満足だった。

天気は曇ってしまって良くなかったのが残念だったが、船上撮影ではなんとか雨も降らずに助かった。ただ、撮影を終えて港に向かう途中で、とうとう雨が降り出してしまったのだった。

まだつづきます。

Japan Airlines JA8269(Boeing 767-346)

China Eastern Airlines B-6119(Airbus A330-343X)

final approach

船上より

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