パザ日誌

2018年02月11日(日)

倒木

台風のつめあと

昨年の10月にやってきた台風21号は、うちの実家のある徳島県の右下あたりではとても強い風が吹き、うちの町ではとにかく屋根をやられた家が多く、未だにブルーシートの家がある。

我が家も数多くの窓ガラスが割れ、私も次の週末に帰省し、次の台風22号が迫る中、家の修理をしていた記憶がある。わが町の年長者でさえも「初めての経験」と言った暴風が吹き荒れたせいで、家屋だけではなく山では木が根元からなぎ倒されている場所も多い。恥ずかしながら我が家の杉林も例に漏れず、数多くの杉がなぎ倒されていたらしい。

この「らしい」というのは、大変恥ずかしい話であるが、隣接する土地の所有者の方からの指摘で発覚したもので、この約4ヶ月間、まったく気がつかなかったのである。というか、この杉林の場所さえ、なんとなくこんな場所に土地があるという事を地図上で見たことがあるだけで、いや、正確に言うと祖母に遠くから指をさす程度に教えてもらったくらいで、ちゃんとこの場所に来たのが今日初めてであった。

そう言う訳で、帰省する予定ではなかったものの、ちょうど三連休というタイミングでもあったので、初日に用事だけ京都で済ませてから、昨日の夜に実家に帰省した。

そんなに広い杉林ではないものの、十メートル超の杉の木が三本、お隣の田んぼへズドンと倒れている。見ると根元から抜けている様だ。とにかくこの3本だけは今回なんとか処理をしなければと、実家に置いてあったチェーンソーを持ち出してカットし、エッチラオッチラ自分の杉林へ運んだ。長さはそこそこあったが太さはそれほどではなかったので、なんとか3時間くらいで処理を終えた。

これ以外にも山には10本を超える倒木があり、お隣さんへ倒れている。しかもかかり木をしている為に張力がかかっているため、そのまま切れないような木も多い。チルホールなどを使って木を倒してしまってからの玉切りという事になるのだろうが、さすがにそこまでの装備も経験も時間もない。困ったがなんとかせねばならない……。

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