パザ日誌


2002年3月12日 (火曜日)----すぎもとともひで

コピーコントロールCD

エイベックスがコピーコントロールをかけた国内初のCDを発売すると発表して話題になっている。

ただ同CDには音楽再生専用ソフトが含まれており,起動することでエクストラトラックに収録された音楽を再生できる仕組みになっているという。ただMacintoshには現時点では非対応で,MacユーザーはPCでこれらのCDを再生することは不可能だ。

このあたり、Mac使いのワタシとしては「どういうことだ!」と思ったが、今日のMacWire Onlineのこばやしゆたかさんの記事( ミンナノキモチはどこにあるのかな)を読んで「なるほど」と思った。なんだ、逆にMacではMP3へのリッピングもできる、中途半端な欠陥品じゃないの? ともかくレコード会社は著作権保護をタテにした売り上げ確保のためには、消費者の個人的に音楽を楽しむ権利を奪うのはしょうがないという訳だね。

そもそもJASRACや大手レコード会社の思うようにされていた、今までが異常だったのではないのでしょうか? これはリスナーだけでなく、ミュージシャン側からも疑問がでています。例えばJASRAC等の問題は 坂本龍一さんが著作権管理の一元化問題について新聞に寄稿して訴えたことは有名です。

時代の流れによって自分たちの利権が危ういので、それをまもりたがる団体は 日本音楽界の未来なんかまったく考えていないのですね、きっと。

たしかにデジタルデータになると著作権を守るのは大変だと思います。そのうち何か良い方法なりアイデアが出てくると思います。でもミュージシャンはデジタルデータだけでなく、ちゃんと直接作品を伝えられるのです。たかがMP3という思いはボクにはあります(ただMP3の方がマシなんて言われる場合もありそうで、ちょっとこわい......)。

と言うコトで5/12のライヴには是非確かめに来てください!......と宣伝しておわり。

参考サイト