パザ日誌


2002年4月 3日 (水曜日)----すぎもとともひで

今さらながら

スラッシュドットの記事読んでて、今さらながら納得した事がありました。

それはWindowsのGUIを見てて「なんでアイコンが左にあるんやろう?」とか「なんでスタートボタンは下から上に出るんやろう?」と疑問に思っていた事です。例えば机に向かって紙に何かを書いているとすると、消しゴムとか辞書とかをわざわざ左側に置きます?(もちろん右利きとして考えた場合)作業をしてる紙を横切って左側にモノを置くのは人体力学上(?)不自然な気がしてたんですよ。それにスタートボタンですけど、下から上にメニューが上がるのもそうです、下から上にみるのは綺麗なネエちゃんを見るスケベなおっさんぐらいでしょう? 上から下にメニューが出る方が自然だと思います。それなのになんでわざわざそんな事するんやろう?と思っていた訳です。

Macのシェアーは約5パーセントぐらいなのでWindowsなヒトからすればそれが当たり前で、逆に「何故Macはアイコンが右側に並ぶの?」と思っているぐらいだと思いますが、実はそれはまったく的外れな考えだとやっと分かりました。ぶっちゃけた話、WindowsはMacのGUIをパクった訳ですよね?当時それでAppleはMicrosoftを訴えました(まぁAppleもXeroxからパクったといわれればそうかも知れないけど)。だからWindowsはMacとの「違い」を付けるためにわざわざ逆にしたというのです。なるほど!それはそうかもしれない。そしてそういう理由で利にかなってないような事になってるとしたら、やっぱりMicrosoftはユーザーの事なんか考えてないんじゃないか?とか思ってしまいます。そうしたらユーザーが並べ方を変えればいいじゃないかとか言われそうですが、そうなんですよね。デフォルト状態ではそうなってるだけだというなら変えればいいだけの話です。変える事もできるのですから。いやボクはWindowsがダメだと言ってるんじゃないですよ。Microsoftが本当に「ユーザーにとってこっちがベストだ!」と思ってるのかなぁ、と疑ってるだけです。それなのに「デフォルトだからこれでいいんだ!」と思い込んで使ってる律儀な人たちを想像すると悲しいですよね。まぁ不満もなく使えていれば本当に余計なお世話意外のなにものでもないんですけど、慣れと先入観は怖いですからねぇ。