パザ日誌


2002年7月 5日 (金曜日)----すぎもとともひで

風呂場で釣りをしよう!

今日、ドラム道場のレッスンに行く電車の中で本を読んでいたら、面白い話がありました。誰かが作った小ばなしなのですが、ツボにはまってしまって笑ってしまいました。それはおおまかにこんな話。

ある精神病院の風呂場で、入院患者が浴そうに釣り糸をたれていた。
それを見かけた先生が声をかけた。
「どうだい、釣れるかい?」
それを聴いた患者いわく
「釣れるわけないでしょ!ここは風呂場ですよ!!」

がははは、最高!このあとの先生の顔を想像するとかなり笑えますねぇ。こういう話大好きです。それでこの話を読んで思ったのですが、「風呂場で釣りをしてはいけない」という事はありませんよね。もちろん釣れる訳はありませんが、「風呂場で釣り糸を垂らして逮捕」というニュースも聞いたことありません。道ばたで立ちションをしてる人はたまに見かけますが、そのひとと風呂場で釣りをしてる人を比べた場合、明らかに釣りをしてる人の方が変人扱いされそうです。立ちションのほうが犯罪なのにですよ。

これはどうしてだろう?と考えてみると、やっぱり「風呂場は釣りをする所ではない」という固定観念があるからでしょうか?もちろん「道路は立ちションする所ではない」のですが、どうしても我慢できなかったということも考えられるし、国が違えば立ちションは文化かもしれません。でもいいですよね、「わしは日曜日の昼下がりに、ビール飲みながら風呂場で釣り糸を垂らすのがたのしみなんじゃ」というひとが居ても。

そんなことを考えていたら、ボクもちょっと変な目で見られてました。何故ならがらんがらんの車両の中で、立って本を読んでいたから。狭い隙間にケツを無理矢理突っ込んで席を確保するおばちゃんと、誰もいない電車の中で立っている人、どっちが変な人だろう?