「サクレッド・リズム」のつづきです。昨日の余韻がまだ残っているのですが、このツトム ヤマシタさんが使っている「サヌカイト」という楽器を御存じでしょうか? この「サヌカイト」は「カンカン石」「讃岐岩」「馨石」(けいせき)などとも呼ばれる、讃岐(香川県)で採れる岩石で、瀬戸内の火山活動によって、マグマが噴出し地表で冷え固まったものだそうです。名前の由来は「讃岐の石」という意味で、ドイツの学者によって命名され、学名として国際的にも通用する名前だそうです。かつては、石器としても使われる生活に密着した石で、ガラス質の特徴から金属的な美しい響きが出ることから、楽器としても使用されているそうです。
京都では、今月二十六、二十七日に 京都府石材業協同組合の主催で 石コロジーわぁるど2002というイヴェントが、岡崎公園(平安神宮の南側)にて開催されます。二十七日(日曜日)の午前十一時/午後一時半/午後三時半には、サヌカイト奏者の 臼杵美智代さんのコンサートもあるそうです。詳細はよく分かりませんが、石のイヴェントなので、もちろんサヌカイトを演奏されるのでしょうねぇ? 時間が有れば是非聴きに行きたいと思いますです。無料のようですし(笑)。