昨日のライヴから一晩経ちましたけれども、来て頂いた皆様、MOJOのスタッフの皆様、対バンの皆様、本当にありがとうございました。とても気持ちよくライヴが出来て幸せでした。
やるたびに思うのですが、やっぱりライヴは楽しいですね。もちろんその時のコンディションやら失敗やら、良い状態でばかり出来るとは限りませんが、ライヴで直接伝えるというもののエネルギーは凄いものです。勿論それは演奏者側からのパワーだけでなく、オーディエンスのパワーというのも凄いですし。なんせ、嘘はすぐに見抜かれてしまう恐さも含めて、やっぱりライヴは面白いです。個人的には今までで一番気持ちよくやれたライヴでした。失敗も色々とありましたが、それよりも「気持ちよく出来たかどうか」が一番ですよね。始めての形態でのライヴでしたけど、致命的なトラブルもなくてホント良かったと思います。そういう意味でもホントに良かったと思いましたね。
前回のライヴ後、ベーシストが脱退した時に一番思ったのは、「もしベーシストが決まらなくてもライヴはやろう」という事でした。うちの場合はそういう事でライヴの間隔が延びる事が多かったし、そうなるとバンドとしても失速してしまうし、第一少ないけれど「ライヴが見たい」と思っていてくれる人達に申し訳ないですからね。継続は力なりなんて言いますが、ホント継続する力って凄いもんですよね。バンドとしても動いてないと何もならない。だからできるだけライヴの間隔も開けたくない。そして動いてるとそれに付いてきてくれる人っていうのは居るものだとホントに思います。それはこの日誌を毎日更新するようになっても思います。全然更新なんかしないサイトには行かなくなるものです。こうやって一応毎日更新していると、少しづつでもアクセス数は増えて行くものなんですね。
そういう意味でも動いていると興味をもってくれる人も必ず居るというのが、最近身を持って分かってきたように思います。勿論ライヴもやりたくてやる訳ですし、サイトも義務感から更新している訳ではありません。好きでやってるからこそ続くのは当たり前ですし、好きでもない事をイヤイヤやるなんてまっぴらです。だいたい「売れたい」とか「絶対メジャーになってやる」とか、そんな気持ちならこんなバンドはやってない訳で(笑・もっと売れ線ねらってるよねぇ)楽しいからお金にもならない事をやってる訳です、正直な話。
まぁ、そんな話しは置いといて、とりあえずホントに関係していただいて皆様に感謝いたします。ありがとうございました。そしてアンケートにお答え頂いた方々本当にありがとうございました。とても励みになります。批判的な意見もありましたが、とても嬉しいですね。好き嫌いの世界ですからそういうのは色々とあります、当たり前。一番嫌なのは「別に......、どうでもいいや」っていうものです。嫌悪感でもなにかインパクトは与えられた訳です。嫌ならアンケートなんか書かなきゃいいだけなのに、わざわざ書いてくれたという事はホントに嬉しい事なのです。ほんとうに有難うございました。
あ、それから質問もいただいてるのですが、この場で答えておきましょう。ひょっとしたら他にも気になってる方がいるかも知れません。「Q ドラムの人のヘッドホンには何が聞こえているの?」一応匿名にしときますが、お答えしましょう。それは「クリック」です。業界用語では「ドンカマ」と言いますが、うちみたいな同期系のバンド、つまり生で演奏してるのではなくて、あらかじめプログラミングされたシンセサイザーの音と生演奏(今回ではドラムとギターと歌ですね)を同時に演奏する場合、基本と成るテンポが必要です。言ってみたらメトロノームですね。だからヘッドホンには「コン、コン、コン、コン」という基本のリズムが鳴っていてそれに合わせて、ドラムがカウントを出し、そして打ち込まれた音も生演奏もぴたりと合う、とこういう事です。
ただ、このクリックとズレてしまうと演奏が崩壊してしまうという、ものすごい恐怖がある訳で、実は慣れないと上手くいきません。それになんてったって、うちのバンドは変拍子やポリリズムなんてものが多用されている訳で、さらに難易度は高くなりますし、失敗率もあがるのです。実際ライヴでの失敗も何度かありました。でも慣れてくるとグルーヴも出せるようになるものです。ちなみに今回の生野さんの曲(インストのTime80)ではギターとドラムのデュオでしたので、ヘッドホンはしてましたが、何も鳴ってませんでした。取りたかったのですが、次の曲との兼ね合いで着けたままやりましたのです。そして最後に、その匿名様がアンケートに書いてくれた、ギターの生野さんの似顔絵を公開させて頂きます(笑)。途中までだそうです。