12月8日と言えば「ジョン・レノンの命日」です。この日が来ると思い出すのが、Frank Zappaの命日です。 Frank Zappaの命日は12月4日でして、何故今日思い出すかというと、ラジオなどで「今日はジョン・レノンの命日だ」なんていうのを聞いて、あ! 今年もまたZappaの命日を忘れていた!! なんてなる訳でして、誠にZappaファンとしては恥ずかしい限りでございます。と言う事で遅ればせながら1996年6月26日、サントリーホールで行なわれましたシャルル・デュトワ指揮のモントリオール交響楽団の演奏する、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」のヴィデオを見ながら、年はちがいますが、この近い日にお亡くなりになられた20世紀の偉大な音楽家を忍んでみました。実はこの2人にも接点はありまして、ジョンとヨーコの1972年のアルバム「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」にて共演したライヴテイクがリリースされていますが、実はこのテイクのノーカット・ヴァージョンがFrank Zappaのアルバム「プレイグラウンド・サイコティクス」の中にも収録されています。ジョン&ヨーコの方を聴いた事がないので、比べて何処がどうって事は言えませんが、ジョン・レノン好きな方は是非このアルバムを買いましょう! ちなみに買ってから「なんじゃこりゃ!」って言われても、責任はとれませんので、念のため......。(苦笑)
さて、そんな偉そぶってこんな事を書いたり、いかにもZappa好きな事を書いたりしてますが、ボクがFrank Zappaを聴きはじめたのはFrank Zappaが天国へのツアーに旅立った後でした。しかも初めて買ったアルバムがZappaの最後のアルバム「イエローシャーク」だったのでした。Zappaの歴史を逆に巡りながら、今まで自分は何をしてきたのかと思ったものですが、今から思うときっとボクにとってはこのタイミングは絶妙なタイミングだったと思います。ちょうどドラムを始めた頃の事でした。あれから来年で10年になるというのを、今日のスタジオでの練習が終わった後に発覚しまして、今まで「遅くに始めたんでまだ初心者です」なんていう言い訳ももうそろそろ出来無くなるかな、とか恐ろしくなった訳でして。それにしてもギターの生野さんは来年でギター暦20周年らしく、お互いきりのいいところで記念にライヴなんぞをやりましょうか! なんて盛り上がってましたです。ボクもギターを弾き続けていたら今年が20周年なのですが、そういえばギターを弾いててZappaに出会えなくて、ドラムに転向してからすぐに出会えるなんて、やっぱりZappaはドラムと縁があるのですかねぇ。
あ、そうそう、今日が「太平洋戦争開戦の日」というのも忘れてはいけませんね。あ、それから前の職場でお世話になったS谷さんの誕生日もです(笑)。