Xデーが近付いているのだとかで、ニュースでも戦争反対のデモ行進が世界で行われている様子が放送されています。 噂(?)によるとXデーは一月二十七日、国連査察団の報告書が提出された時という予測が出ているようです。(かなり反米英ムードが盛り上がってきてるので分かりませんが) 日本でのデモも放送されていて、若い人達が真剣に戦争について、平和について考えている人も居るというのが頼もしい限りでした。なんか年寄りの台詞みたいですが。
Frank Zappaがデモなんかするより自分が直接大統領にならないといけないという考えから、実際に大統領選挙に立候補までしたのですが、確かにデモする事も大事ですが、「自分が大統領になるんだ」という考えも大切です。滋賀県豊郷町の町長リコールにしても、住民投票まで持ち込んでリコール出来たとしても、町長に立候補する人を擁立できないのではそこまでです。 「まぁどっちでもええやん」なんて言ってると、権力者が好き勝手やってしまうのですよね、結局。
今回日本がアメリカの正当性に賛同するという立場なら、それは広島・長崎に原爆を落とした事に対してのアメリカの正当性にも支持をする事にならないのだろうか? という考えが頭をよぎります。
この前の日誌で、マーチングバンドの全国大会の事を書いたのですが、一般の部だけにしか触れて無かった所、実は京都の学校も金賞になってたのを京都新聞のサイトで知りました。( 藤森中吹奏楽部 初の金賞 マーチングバンド全国大会ー京都新聞:2003.01.21)藤森中吹奏楽部の皆さんおめでとうございますです。同じ区内にある学校なので、特に嬉しいですねぇ。素晴しい。いや、みんな素晴しかったのでしょうが。
またまた再放送にハマる話し。そんなこんなで、「やまとなでしこ」(最終回)見ました。またまた今さらながらの話題なのですが、これを見ながら配役が違ったら見方も変わるんだろうなぁ、なんてずっと思っておりました。例えば、松嶋菜々子と矢田亜希子の役が逆だったら、まるっきり見方が変わるだろうという、本(脚本、もしくは原作)より役者に対する思い入れ(というか個人的な好み)が勝つみたいな感じがずっとあったのですが、この最終回を見たらなんか納得してしまいました。あぁ、これでよかったのかなぁ、という感じ。そう考えると配役って難しいよねぇ。失敗したらいくら本が良くてもダメになる事があるもんねぇ。だから芝居のような、本、音楽、映像、セット、配役、演出......とかいう色々な要素がからみ合ってる総合的なものっていうのは大変だよなぁ。勿論その反面、上手く行ったときの楽しさとか喜びみたいなものもひとしおなのでしょうが。とにかく、いまさら旬を過ぎたドラマの話ししても笑われるだけかも知れませんが、面白かったです。あぁ、明日から何を楽しみに生きて行けばいいのだ!(笑)
しかし、「恋のチカラ」でもそうだったのですが、「堤真一の事が好きで良い所まで行くのに、結局は自分の方を向いてくれない矢田亜希子」が最高にいいですねぇ。いや、正確には「堤真一の事が好きで良い所まで行くのに、結局は自分の方を向いてないんじゃないかっていうのをうすうす気付いて戸惑う矢田亜希子」が素晴しく良いです。いや、ちょっと違うな。「堤真一の事が......あぁ、もうイイや(笑)。なんか、またこの二人の同じ様な設定のものを違うドラマで見てみたいものです。フジテレビさん、お願いしますだ!
iTunesでエドガー・ヴァレーズを聴きながら、Web巡回やら更新やらをしております。 この前に買ったピエール・ブーレーズ指揮のシカゴ交響楽団のと、前から持ってたケント・ナガノ指揮のフランス国立管弦楽団の二枚です。ケント・ナガノの方は「ヴァレーズ作品集」というシリーズの二つ目のやつで、そのうち一つ目の方の買おうと思っていてまだ実現できてないのです。二枚共に「イオニザシオン」と「砂漠」がかぶっていますが、もともと「イオニザシオン」が目的なので問題ないです。というよりクラシックのCDを買うというのは、そういうもんです。この曲入ってるの一枚持ってるるからもういいや、じゃないです。むしろ好きな曲は、色々な指揮者、色んなオーケストラで聴きたいものです。元のスコアが同じでもです。
それにしてもこの二枚のメンツを見ていても、Frank Zappa好きな人ならすぐに分かる、イワク付きな人々ばかりなのが面白いですね。Frank Zappaが学生時代からこのエドガー・ヴァレーズの「イオニザシオン」が好きなのは有名なのですが、ピエール・ブーレーズもケント・ナガノも共にFrank Zappaのアルバム、しかもオフィシャルリリースのアルバムで指揮をしてるのですね。 勿論そういう理由からもこの二枚のアルバムを買ったという側面も有る訳ですが。しかしこの「イオニザシオン」っていう曲はいいですね。パーカッション・オンリーの曲なので、太鼓叩きには惹かれる所がありますです。是非スコアを手に入れて見てみたいもんです。ボクは中学の頃からオーケストラのフル・スコアを見ながら、クラシックを聴くのが好きな変な子供でしたのです。訳も分からずにですが、小沢征爾がアイドルで指揮者に憧れたものでした。
両方のアルバムに入ってる「砂漠」という曲は、初演の時にストラヴィンスキーの「春の祭典」の初演並みのブーイングの嵐だったそうですね。フランス放送局がライヴで中継したのだそうですが、その録音を聴いたヴァレーズはその混乱に泣き伏してしまったのだそうです。同じような大混乱な初演でも、その後のこの二つの境遇はまったく違いますね。「春の祭典」はもはやスタンダードですが、「砂漠」はクラシック・ファンでも聴いた事がない人が結構居たりするんじゃないでしょうかねぇ。まぁ現代音楽自体がマイノリティな存在ですからね。