パザ日誌


2003年2月 8日 (土曜日)----すぎもとともひで

二月八日に

ええと、今京都駅の近くの車の中でNHK-FMのGontitiの番組で流れてる「お猿の篭屋」を聴きながら、この日誌を書いておりますです。しかしこの番組はいつ聴いても面白いですねぇ。ボクが今唯一「積極的に聴きたい番組」のナンバーワンです。だいたい車の中ではAMラジオなボクですが、AMに面白い番組が無いときには「何かかけとこ」程度にアルファステーションとかかけたりしますが、だいたいは聴きたくて聴いてる訳じゃないです。目的地に着いてもなかなか降りたくないという番組の一番はこのGontitiの番組です。ちなみに二位三位もNHK-FMだったりしますが。なんせ「お猿の篭屋」がかかる位ですからねぇ。最高です。何で「お猿の篭屋」がかかったかというのは、ウエス・モンゴメリーのアドリブソロの中に「お猿の篭屋」のフレーズが出てくるというネタだったんですけれど、本当でした。確かに「お猿の篭屋」でした。日本人がこのソロを聴いたらズッコケる確率は高いですねぇ、面白い。

そういえば今日は二月八日という日は何故かボクにとって忘れられない日なのです。そう、あれは......あれは......いつやったっけ?(はははは......すいません、お決まりという事で)あれは確か小学校の五年生の頃だったと思うのですが、初めてコンサートっちゅうものに行った日なのです。まぁこれがFrank Zappaの京大西部講堂のライヴだったりしたらカッコ良かったんでしょうけれども(小学生でそんなもの見たらもう、確実にもっと人生を踏み外していた事と思いますけど)、小学生らしく松田聖子のコンサートだったのですが。いや、ちょっと恥ずかしいのは何故? いや、でも初めて生のコンサートっていうものを体験したということで、それがアイドルのコンサートだったにしても、その迫力にはかなり感動したものです。でもそれは「テレビでしか見た事が無いアイドルが目の前で歌ってる」という事への感動ではなくて、「ライヴのサウンドの凄さ」に感動したというのが遥かに勝っていたという事でした。思えばあの体験があったから今でもライヴのワクワク感がたまらないのでしょうねぇ。もちろんそれは観る立場の場合でもそうですが、ライヴで演奏する時のなんとも言えないあの感覚もまた良いのです。ああいうライヴの楽しさをたとえ一人にでも感じてもらえるライヴが出来たらいいんですけれどもねぇ。しかし、あの二月八日の徳島文化センターのコンサートも口パクだったのでしょうかねぇ?