パザ日誌


2003年2月 9日 (日曜日)----すぎもとともひで

ヒゲ剃り機

今年に入ってからとうとう今まで使ってた電動ヒゲ剃り機がヤバイ感じでして。いや、それはもう半年以上前からそうなのですが、何とか騙し騙し使って来てたという感じです。松下さんの一枚刃で充電も交流でも使えるタイプですが、もう何年も前からバッテリーはほとんど充電しない状態でしたので(ボクが持っているPowerBook2400よりはマシですが・笑)、もっぱら使うときにはコンセントに差して使っておりました。

実はこれはおじいちゃんのヒゲ剃り機でして、おじいちゃんが亡くなった時に葬式に実家に帰った時に、おばあちゃんからヒゲを剃れって言われて渡されたものを、形見がわりにずっと使ってたものです。おじいちゃんが亡くなってからもう十年くらいになるし、それ以前にはおじいちゃんの使ってたものだから、かなり古い物なんじゃないかなぁとは思いますが、表の編み網の部分(これ何ていうんだろ?)が破れてきても今でも電気屋さんに行けばそこだけ売ってるし、大事に使えば結構長もちをするものですね。

PowerBook2400なんか、それに比べれば新しい位なのに、もうバッテリーさえ交換できないなんて、何てバカバカしいんだろうって思いますね、まったく。いや、それより腹がたつのはMac OSのソフトウェア・アップデートです。ジャガーが出たとたん、OSX10.1.5以上のアップデータが出ないのは当たり前ですが、セキュリティ・アップデートまでもが中止されるのは納得できません。せめて1年位はセキュリティ・アップデートは続けるべきだと思いますし、無理ならセキュリティ情報だけでも公表するべきなのではないかと思います。知らないだけですかねぇ? 

そんなこんなで、おじいちゃんのヒゲ剃り機は最近モーターの調子がよくなくて、もうどうしようもない感じでして、とうとうこの前新しいのを買いました。あんまり高いものではないですが、二枚刃で水洗いもできるヤツです。音も静かだし、奇麗に剃れるのですが、何か物足りないものですね。何かが足り無いのです。新しければいいってものでもないと言う事を、しみじみ感じてしまいました。どうしてもおじいちゃんのは捨てる気になれないので大事にしまっておきたいですが、この新しい相棒とはこれから足りない穴を埋めていけばいいか。

今日はおじいちゃんの法事があったのでした。あぁ、不義理な孫をお許しください。