パザ日誌


2003年3月 9日 (日曜日)----すぎもとともひで

フォルダに日本名と英語名をつけてみるメモ

Mac OS X 10.2では本当はDocumentsというフォルダ名なのに(日本語の優先順位を上げている)Finder上では「書類」という名前で表示されます。これが表示されるにはDocumentsフォルダ内に.localizedという空白のドットファイルがあるのだそう。逆にこれを止めたければこのドットファイルをTerminalなどでrm .localizedして消去してやればいいのですね。

そしてOS側で決められたフォルダでなくて、自分で作ったりした任意のフォルダでもこれが出来るのだそうで。 英語名を「pazap」(実際には「pazap.localized」という名前になる)日本語名を「ぱざっぷ」という風にしたい場合。

  1. 新規フォルダを作って、pazap.localizedという名前を付ける。
  2. Terminalでpazap.localizedフォルダへ入って、.localizedというフォルダを作る。mkdir .localized
  3. .localizedフォルダ内にja.stringsというファイルを作る。touch ja.strings
  4. ja.stringsファイルに"pazap" = "パザップ";を(文字コード)UTF-8で記述する。

これはすぐには反映されないようですね。Finderの再起動が必要です。手っ取り早く反映させるのはCmd+Opt+escとかでFinderの強制再起動ですかね。ja.stringsに記述するのはTerminalとかでopen .localizedとかでFinderでは直接みえないフォルダを開いてから、miとかのエディタで記述するのがやりやすいです。これでTerminalでよく操作するフォルダとかシェルスクリプトで操作したいけれど、フォルダ名は日本語で付けたいという時に便利です。なお、あくまで自分で作ったフォルダのみにしておいた方が無難なようですのでご注意を。

参考サイト
Mac OS X 10.2のローカライズ機能 (こちらにはローカライズ名設定というアプリもあります。便利!)