パザ日誌


2003年3月17日 (月曜日)----すぎもとともひで

人間公園

本当に遅ればせながらなのですが、今日から「反戦仕様」です。申し訳程度にささやかなものですけれども。かなり緊迫した感じになってきてますので、もし開戦となればまた変わるかもしれません。

アジアでの原因不明の肺炎かなんかの感染症が発生してるのにしても、なんかこのタイミングが絶妙な感じがします。いや、これを誰かのテロではないか? とか言っているのではなくて、どっちかっていうと神からの忠告みたいな感じで受け取ってしまうというか。人間が自分達だけの勝手な論理で、地球を無茶苦茶にしているから、「お前たちは所詮ちっぽけなものなんだ!」っていうメッセージのような感じに。

「地球はリセットできません」なんて言っている間抜けなコマーシャルが有りますが、「何を思い上がりやがって、リセットしてやろうか!」っていうメッセージの様に。地球規模で考えれば、人間を絶滅させてやり直すそんな何十万年、何百万年なんていう単位の話は、けっして長いスパンではないのでしょう。そういう事がもうそろそろ始まって来てても不思議ではありません。地球環境の事を考えるなら、今一番考えないと行けないのは人間の事です。人間が一番の害虫に他ならないのでしょう。そうであるのなら、そのうち自然に(それを神と考えてもいいのですが)淘汰されて、人間は絶滅していくのでしょう。そして後のゴキブリの世の中では、蚊の化石の血液のDNAから、かつて絶滅したはずのニンゲンというモンスターを蘇らせる事に成功するのです! 来春公開「ニンゲン公園」乞うご期待! あぁ、その時の人間のモデルがブッシュでもサダムでもありませんように。ましてや、ボクなんてやめてくださいね、ゴッキーちゃん。

しかし、そう言う風に考えてみても、結局無茶苦茶してるのは経済大国と言われている国がほとんどであって、細々と自分達の文化を守って平和に暮らしてる人達も一緒くたにして絶滅させてしまうという事です。つまり、サダム・フセインが許せないからといって、一般市民もまとめて殺してしまうなんていう理不尽な事を、実はボク達は普段の生活で行っているんですよね。「戦争反対」と叫ぶ時、それは自分への問いかけでもなければいけません。