パザ日誌


2003年5月13日 (火曜日)----すぎもとともひで

続・続・ナイトメア

で、なんと届きました! (経緯はリンク先参照)

ナイトメア ピクチャーDVD

ストップモーション・アニメの中で一番好きというよりも、全ての映画の中でボクが一番好きな映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」。にもかかわらず、DVDを買ってなかったのは今日の日の為だったのでした! という気分で軽く一回見てみました。いやいや、こりゃ凄い! の一言。

ファンというには恥ずかしながら、去年の十二月に出たこのDVDの存在に気付いたのが先週の水曜日。で、サイトで見つけて申し込んだのが土曜日に日が変わった頃。で、「発送しました」というメールは、昨日の夜受け取って、今日にはもう届いてしまったのでした。なんと気付いてから一週間以内なんていう早さで、入手困難なこのDVDを手に入れられるとは、幸運としか言い様がないのと、インターネットっていう強烈な仕組みによるものも非常に大きいですね。多分、インターネットの手を借りなければ、いったいいつこのDVDの存在を気付き、そして手に入れられたかどうかはまったく分かりません。こういう事は初めてではないだけに、改めてインターネットというものの凄さを感じてしまうのでした。でも、BBSには恐らくボクなんかより早くから探していて、そしてまだ手に入れられない人が居る様なので、ちょっとこんなにトントン拍子にうまくいくと、ちょっとだけ申し訳ないような気がします。そんな訳でこの日誌の情報が、ちょっとでも役に立ったらと思いながら書いているのですが。

それで、この「 コレクターズ・エディション」には何の特典があるのかというと、「メイキング」や「未公開シーン」なんかがあるのですが、こりゃやっぱり一見の価値アリです。「メイキング」は三年もかかったという撮影の裏側を二十五分間にまとめてあるのですが、気が遠くなる感じです。なんせ一分の映像を撮るのに一週間かかるのですから。ちょっとスケールが違います。「どうやって撮ったんだろう?」なんて見方をすると、ホント胃が痛くなりそうです。

あと、特におもしろかったのは、「未公開シーン」です。ビックリするような「オチ」が用意されていた、という事をだれかが書いてあって興味あったのですが、まさにビックリ!! そんな事になるかも知れなかったなんて! という感じです(書きませんが)。でもやっぱり、今の形の方がいいです。

で、あとはティム・バートンの初期の作品から「ヴィンセント」と「フランケンウィニー」の二本が入ってます。特に「ヴィンセント」は六分くらいのストップモーション・アニメなのですが、前から好きだったので、これだけが付いてるだけでも欲しかったと思います。ヴィデオでは「ジャイアント・ピーチ」の後に入ってまして、「ジャイアント・ピーチ」のDVDにも(これも「コレクターズ・エディション」だけかな?)入ってる様です。「フランケンウィニー」はヴィデオの「ナイトメア」の後に入ってますが、実はあまりちゃんと見た記憶がなかったりします......。

もう何回見ても飽きない「ナイトメア」、この「メイキング」なんて見てたら、圧倒されつつもなんか創作意欲が沸いてきます。ストップモーションを作ろうという気になる訳じゃないですが(そういえば、ザッパもやってましたね)、何かを「作りたい」という気になりますのです。ちょうどFlashで何かを作ろうとしていたのもありますし、勿論曲も作らないといけないのですが......。

それから、やっぱりティムバートンの次回作も気になりますね。早く見たい!