台風がきてるせいか、今日は風が強かったですねぇ。そんな中、自転車に子供を乗っけたお母さんが強風にあおられ、見事に倒れるのを目撃しましたけど、危ないので気をつけましょう! ダメージはお母さんの方が大きそうでしたが。子供は身軽です。
で、今日はドラム道場のレッスンの日だったので、関大前まで。行き帰りのお供は「斉藤秀雄 講義録」(小澤征爾・堤剛・前橋汀子・安田謙一郎・山崎信子 編/白水社/ISBN4-560-03743-4)。そういえば、中学の頃のボクは小澤征爾さんに憧れて、指揮者になりたいなんて戯けた事を思った事がありますが、そういう頃に斎藤秀雄さんの「指揮法」の本を買ったような記憶が有ります。実家にまだあるんだろうか?
そういう懐かしい事を思い出しながら読んでましたが、この本は面白いです。講義を編集してあるので、専門的でボクなんかにはよく分からない所もあるにはありますが、音楽だけには留まらない内容にとれる様な部分も有りますし、「クラシック音楽」だけにあてはまる内容でもないと思われる部分もかなりありますし。そしてこの斎藤さんは教え上手だというのがよく分かります。教え上手な人っていうのは、例え話が上手いですよね。
中でも一番興味深かったのは(って、まだ全部読めてないのですが......)、バロック音楽は装飾音符をつけたりとかいう表現の部分は、演奏者が決めるものだったのだそうです。作曲者はおたまじゃくしだけ書いたら良かった。クレッシェンドとかいうようなものは演奏者の権利だったのだそうです。ベートーヴェンの頃になると、そういうのはきっちりと書かれる様になるのだそうですが。へぇ、そうだったのか! という感じで、目から鱗なお話しが一杯の講義録であります。なんせ斎藤さんの物事に対する柔軟さというか、頭の柔らかさというか、そういうのを凄く感じて面白いです。とても魅力有るお人柄が伝わってくる感じです。
それから、アイコンは色々と作って遊び中。Developer ToolsのIconComposerは使わなくても作れそうですね。IconPartyだけで十分な感じ。ただOS X用の32bitなアイコンをつくるのは、専用の例えばPhotoShopみたいのが有った方がいいというだけです。これもOS XではGimpという強い見方を、使おうと思えば使えますのでラッキーです。しかしGimpはパレットがフローティングしてくれないのかなぁ? そういう所、ちょっと使いにくいです。