パザ日誌


2004年5月 5日 (水曜日)----すぎもとともひで

貝の博物館

オウムガイ

今回のゴールデン・ウィークで帰郷した時の話なんですけれど、ボクの故郷には貝の博物館「モラスコ牟岐」というのがあるんです。もうオープンしてどの位経つのか知りませんが、今回初めて行ってみました。

入り口を入った所の窓口で入場料300円を払って、渡り廊下みたいな所を暫く行くと、その奥に円形の建物の展示室があります。「鳥の名前が付いた貝」とかいうような分類とかで、数多くの貝が展示してあって、とても見応えがありました。貝って言っても、だいたいは生きてないものが展示してある訳ですが、何より1番興味深かったのは、「生きた化石」と呼ばれるオウムガイでした。もう5億年ほどまえから地球上に生きているらしい、人間なんかより大先輩であります。大先輩を水槽に入れて、物珍しそうに眺めるのも、考えたら失礼な話なんですけれど......。まぁ、それを言ったらゴキブリなんかもそうなんですけどね。

この「モラスコ牟岐」には2匹のオウムガイが居まして、この貝じたいは他の水族館とかでも見る事は出来るのですが、こじんまりした普通の水槽に入ってる辺りが、なかなか身近に感じられていいですね。他にもネコザメなんかが居ましたです。

見終わった後、お土産コーナーで売ってる綺麗な貝をみて、ちょっと欲しくなりました。結構綺麗な貝とかがあったんですよ。でも、結局はやめて、博物館の裏の浜で綺麗な貝を拾って帰りました。