昨日、地震の事に付いて書いてアップした後、もう1回きましたね。更に大きいのが。しかも長い。これだけ続くと正直ビビリます。何故って、この前賞味期限が切れかけてた、ブルボンのカンパンをおやつがわりに食ってしまった所だったので。
確かに防災グッズを準備するのもいいのですが、実際に地震がいつ起こるのかって言えば、電車の中かもしれないし、スタジオでドラムを叩いている時かもしれない。はたまた、滝に打たれていたり、酔っぱらって地下鉄のホームのベンチで眠っている時かも知れないのです。その時に家に置いてある懐中電灯やカンパンが役に立つかっていうと、なんか微妙な感じです。かと言って、防災グッズをいつも持ち歩くなんて、非現実的です。つまり、どのタイミングでヤツがやってくるのか、その時に自分はどこに居るのか、それは運でしかないのですよ。
勿論、家で遭遇する可能性もある訳で、そのためには靴を履いて、懐中電灯を抱いて寝る事が、無意味だとは思いません。しかし、阪神大震災が後数時間、後にズレてたら、被害は何倍にもなっていた事も、これまた容易に想像がつくし、否定出来ないでしょう。
東南海地震に関係ない地方にすんでいるからって、その時にたまたま牟岐町の内妻海岸でサーフィンしてるかも知れない。いつどこで来るかっていうのは、ある意味、本当に運でしかないんですよね。
ただ、前兆っていう事について、色々と調べてらっしゃる方も居るようです。たまたま前兆現象と発震のトリガーについてというサイトを見ていたら、前兆現象として「発光現象」というのがありました。地震の前には火球(火の玉)が観られる事があるのだとか。
それで思い出したんですが、最近こういうニュースありましたよね。探してみたら、四国新聞社のサイトに残ってました。
三重県や徳島県で2日夜、空を飛ぶ「大きな火の玉」が目撃され、同夜から3日にかけて、気象台や天文台などに問い合わせが相次いだ。
→「火の玉」目撃相次ぐ/徳島の天文家が動画撮影(四国新聞社)
我が故郷の隣町、海南町の天文台では、この火の玉の動画撮影に成功したそうで、四国放送のサイト上の "火球"を撮影っていうニュース・ページでは、今日現在ではまだ見る事が出来ます。
これ、見る限りでは、やっぱり流れ星っていう感じがするので、これが地震と関係あるかっていうと微妙な感じなのですが、海底内のプレートの隙間からのガスの影響で、こういうのが起こるっていう事もあるかも知れないな......っていうのも、素人考えながら有りそうな気はするのであります。まさにタイムリーですしね。
現実問題としては、絶対にやってくるっていう津波を身近に、そして真剣に考えている筈の自治体が、昨日の地震で津波警報が出てるのに、避難勧告さえも出さなかったという所が、結構あったのだとか。今までさまざまなシミュレーションをして、対策を考え抜いてるはずの自治体がそんなんじゃ、昨日のが本番だったらどうなってたのか、本当に怖いです。勿論、これは自分への戒めでもありますが。
それにしても、本当に人災にしないためには、やっぱり堤防をつくるとか、そういうハード的な事だけじゃなくて、ソフト面でもキッチリ、住民と自治体がお互いに作り上げていかなければいけないのでしょうね。もう時間はありませんよ。でも、今からでも遅くない。昨日の教訓をこれから生かして欲しいと思います。
という、阪神大震災の教訓が生かしきれていないボクが、えらそうな事を書いてみました。