おおかたの人がそうである様に----と勝手に思っているのですが----ボクも古谷一行と林隆三の区別がつきません。日本国民の約8割の人がそうである様に----と確信しているのですが----ボクもおすぎとピーコのどちらかが、ひとりで居る所を見つけても、それがおすぎなのか、それともピーコなのかを特定する事が出来ません。
古谷一行と林隆三の場合は、2人とも役者さんだからいいのですが、おすぎとピーコの場合がやっかいなのは、見かけが分らない上に、どっちが「映画評論家」なのか、どちらが「ファッション評論家(?)」なのかも、急に答える事が出来ません。例えば、人に「おすぎって何してる人?」って聞かれた場合、まず「ファッション・チェック」してる人はどっちだっただろう? って考えて、「あ、ピーコのファッション・チェックだ!」って思って、だから「映画評論とかしてる人」って答えるという、1日中ボーっとしてるボクの脳みそをフル回転させて、答えるまでに数分間のタイムラグが生じるのです。
まぁ、おすぎとピーコの違いなんか、日常生活にはほとんど関係ないのでいいんですけれど、これと同じパターンで、困るのが電話番号の117と177ですね。これこそ、小学生が正解率3%、東大生が正解率8%、丸の内OLは正解率10%。そして、新橋のサラリーマン----すっかり出来上がってる状態で----は正解率1%くらいだと思うのです。
そして、これを思い出すものの定番は、やっぱり野口五郎。回すダイヤル177、天気予報に......
とかっていう歌詞の、「ダイヤル177」っていう曲があるのですな。これを1回くちずさんでから、さっきのおすぎとピーコ式の様な思考回路で電話をするのです。でも、この曲を知ってる人っていう事で、若い人には通用しない方法ではありますが。
この方式。Googleとかで「野口五郎 ダイヤル177 天気予報」などと検索したりすると、同じ事をやってる人が居る事が分かって面白いです。でも、歌詞の中の天気予報に
っていう後の歌詞が分らないのですな。これは、検索先のサイトを見ても、だいたいそうなのです。人間っていうのは、必要な所だけは覚えてるものなのでしょう。それがとっても面白くて笑ってしまいました。