あれだけ年単位でライヴの間隔が空いてたのを埋め合わせる様に、7月から10月まではArcdeuxにて月1ライヴのpazapです。それで8月は27日の土曜日がライヴの日でした。
ライヴ当日は朝から無料配布用のCD-Rの準備。何も当日にしなくても......(苦笑)とか思いながらも、やっぱり土壇場にならないと出来ない性格なのですかね。先月のライヴではCDを配布出来なかったので、今回はどうしても配布したかったのです。で、今回はこのサイト上でもアップしている『ボク』のリミックスをヴァージョン・アップしたものを朝から制作。それと先月のライヴの『おやまのフジー』の音源との2曲でCD-Rを25枚作りました。
CD-Rをこんがりと焼いているうちに、速攻でジャケット・デザイン。今回のライヴのチラシやDMに使ったイラストを使って、ササッと作成してプリントアウト。焼き上がったCDを念のためCDプレイヤーにかけて、ちゃんと音が出てるか1枚1枚チェック。それが終わったらケースに入れて、全部が出来上がったのが、なんとか出かける1時間前でした。セーフ!
会場に着くと、もう最近は慣れてますけれど、対バンのバンドさんはひと回りは離れてる若い人達ばっかりです。それでも、今回の対バンさん達もなんとも個性的なバンドさんばっかりで、なかなかバランスのとれた面白いブッキングでしたですね。
なんと今回はトリだったので、リハはトップでした。ワタシ個人的にはリハが大好きで、ついつい楽しく叩きまくってしまうのですね。とりあえずボクみたいな留守にしがちなドラム(笑)は、ベースの音がバッチリ聴こえないと家に帰れなくて迷子になりがちなので、とりあえずベースの音が大きく返るようにっていうのを気にしつつリハを終了。他のバンドさんのリハも楽しく見学したあとは、メンバーで飯を食いにいって、そのままタワレコへなだれ込みました。しかも帰りには全員がタワレコの黄色い袋を下げているというのが面白かったですね(笑)。
ちなみにボクが買ったのは、前日にKLANG Weblog: SONG X 20周年記念ヴァージョンで見た、パット・メセニーとオーネット・コールマンのアルバム『SONG X』の20周年記念盤。輸入盤ですが、さすがタワレコ。面出しコメント付きで数枚置いてありました。あと、いつも楽しみにしてるタワレコのフリー・ペーパーイントキシケイトもちゃんと貰って帰りました。バウンスは貰いません。まったく興味無いので。あ、それからちゃんとシュトックハウゼンのCDも覗いて帰りましたですよ。『リヒター・ヴァッサー』が売れてるのをチェック! やっぱり高くても買う人が居るのですね。またまたちなみに今月は、サイトがリニューアルして見やすくなったSternKlang-Diskにてシュトックハウゼン全集63の『ルツィファーの激怒』とかが入ってるのを購入。これも最高に良くてヘヴィー・ローテーションで聴きまくってます。オペラ『光』はどれもすごく良いですね!
おっと、話がそれました。そんなこんなで帰って来て本番です。トリってのも考えもので、もうあとがないので、お目当てのバンドさんが終わると帰ってしまって、とっても寂しい事になるんじゃないかって心配してたんですよ。それに1曲目っていうのがポイントで、とりあえず1曲だけ聴いてみて帰るかどうか判断しようとか、そういうパターンも多いですから、1曲目が『ひげの魔法』なのはどうなんだろう? ちょっとキツいかな......なんて思ってましたが、多分前のバンドさんのお客さんだと思いますが、忍耐強く耐えてくれまして(苦笑)本当に感謝です。正面の女性なんか、ちょっと悲痛な表情をしておりまして、ちょっと気の毒な感じもしましたです。この場を借りましてごめんなさい!
で、演奏はといいますと、やっぱり凄く楽しかったですね。ライヴは最高に楽しいです。もう思い出したくもない程の失敗もてんこ盛りのライヴになってしまいましたけれど、それよりもなによりも楽しかったです。もうそれだけ!
今回は前回に引き続いて大阪から弟が、そして徳島から友達がこのためにはるばると来てくれましたので、ライヴが終わってから一緒に飯を食いに。蛍や牛や猿や猪や鹿の話で盛り上がりました(ははは、なんじゃそりゃ)。あとはライヴの動員を増やす大変さの話なんかもしてましたけれど、身内とはいえ、遠くからこうやって見に来てくれる人達も居る訳でして本当に感謝です。ありがとう! また来れる時でいいからまた来てねー!
それから、毎度ですけれど、こうやって気持ちよくライヴさせていただいた全ての皆様、本当にありがとうございました!
次回はすぐです。9月10日(土曜日)。メニューはやっぱり定食で!