パザ日誌


2006年8月 8日 (火曜日)----すぎもとともひで

暗譜の功罪

今日食べた、西院のアマンドというケーキ屋さんのケーキ。

さて、帰省前なので部屋の整理がてらに、まだまだ部屋を占領するヴィデオ・テープをDVD化を再開しております。がしかし、ハードディスクレコーダ内に録画したままの番組のDVDバックアップもままならず、ハードディスクの残量が少なくなっている現状にして、更にヴィデオ・テープのDVD化など出来るのかという問題に直面してまして、思うように作業が進みません。

そこで、ケーキでも食べて頭を冷やしてみようと思ってみたのですが、ケーキを食べたら解決するのかと言えば、勿論そんな訳は無く、結局コツコツと作業するしかないという現実を突きつけられるだけなのでした。しかし、ケーキはうまかった。

ひとまづ、一柳慧のオペラ『モモ』。プロコフィエフのオペラ『戦争と平和』(ハイライト)。京都コンサートホールこけら落としシリーズのウィーンフィル。オネゲル『火刑台上のジャンヌダルク』。スティングのアンプラグド・ライヴ(勿論、ドラムはヴィニー・カリウタ)。ケント・ナガノ指揮ハレ管のマーラーの9番。それから『ピアソラのすべて』を完了。

そして、作業をはかどらなくしてるもう一つの理由は、よく部屋を整理してたら古いアルバムなんかを見つけて、ついつい見入ってしまって作業が進まないっていう古典的なパターンがあるでしょう? あれとまったく同じで。ダビングしてたらついつい見入ってしまったりするんですよ。1番面白くて見入ってしまったのは、『題名のない音楽会』。黛敏郎氏がやってる時代ので、『指揮者・暗譜の功罪』っていうタイトルで、黛氏に指示されたストラヴィンスキーの『春の祭典』のパートをいきなり指揮するというもの。いつ放送だったものか書いてなくて分からなかったのですが、先ほどお亡くなりになられた岩城宏之さんも出ておられて、なかなか感慨深かったでありますよ。こりゃ作業は進みませんな。