パザ日誌


2006年8月12日 (土曜日)----すぎもとともひで

バレンシーア

淡路サービスエリアの観覧車

ちゃんと法定速度を適度に守りながら(苦笑)、所用で近くまで来ていたので、大丸京都店へ。大丸前に着いたのが開店の20分前。開店を待つ人がそこそこ集まっていて、開店を今か今かと待っておりました。そんな中、京ポンで名神高速道路の渋滞情報を睨みながら、今日からの帰省の出発時間を考えていると、大丸の店員さんが出てきて、手話をしながら店舗の案内を始めました。

デパートの開店を待つなんて久しぶりだったのですが、今はちゃんと手話でも案内するのですね。いつも決まった文句を案内するのならそんなに難しいものではない気もしますが、期間開催の催し物を案内するのはちょっと大変でしょうね。もともと手話の出来る人がやってるのでしょうか? とか考えていたら開店。

地下で帰省のお土産を買うのが目的だったのですが、いやぁ開店直後のデパートっていうのはコッパズカシイものですね。あっち行ってもこっち行っても丁寧に挨拶されて。あれが快感で開店に行くっていう人も居るみたいですが。

結局京都を出発したのが午後3時半頃。渋滞は朝よりも減っていて、それでも25キロっていう表示が出てたのですが、これは中国自動車道からの長さなので、中国自動車道への分岐点あたりからではそんなにたいした事ないだろうと思って出発。実際、この分岐点の吹田あたりはそんなに混んではなかったのですが、なんと予想外な所で事故を起こしてる車があって、京都南インターに乗ってほどなく、ばっちりと渋滞につかまってしまいました。

渋滞をやりすごして、吹田サービスエリアで休憩を超えると、あっというまに西宮まで着いたのですが、予定外の渋滞のせいで予定が狂ってしまったので、いつものたこフェリールートは断念して、そのまま阪神高速神戸線から第二神明経由で明石大橋へ。たいした渋滞も無く橋をわたって、淡路サーヴィスエリアで休憩。このサーヴィスエリアは5月に観覧車が出来ていたのですけれど、ゴールデンウィークは千葉へ行っていたので、見たのは今回が初めて。観覧車の中から見る明石海峡大橋もいいかもしれませんですが、あんまり興味ないので今回は乗らず、それより何か食べようかと思ったのですが、あんまり食べたいものも無かったし、人も一杯だったので次のサーヴィスエリアで久しぶりに『鯛うどん』でも食べようと思って、先を急ぎました。

鳴門海峡大橋手前のサーヴィスエリアに着いたのが夜8時35分くらい。やっと晩飯にありつけると思って入ったら、なんと8時半で終わりなのだとか(笑)。しょうがないので、また車に戻り、ササッと鳴門海峡大橋を渡って、鳴門北で降りずにそのまま最後まで。途中で港の方をから大きな花火が上がってて、それを左手に見ながら夏気分で徳島に上陸いたしました。鳴門は花火大会だったのですね。

お腹はすいたけれど、徳島に帰ってきたら絶対に寄りたいと、阿波踊り初日の雰囲気の中、ジェラートのアンリコへ急いだのですが、アンリコ前へ着くとすでに閉店(苦笑)。週末は夜10時まで開いてると思っていたら、なんとお盆は夕方で閉店なのだとか。残念。また帰りに寄る事にしよう! と気を取り直し、もうここまで来たらあそこへ行くしか無い! と初めて徳島に来る人には是非寄ってもらいたい場所『バレンシーア』へ。

バレンシーア バレンシーアのライト チキンカツ

久しぶりに行った『バレンシーア』は、昔と変わらず過剰な程の装飾で、品がいいのか悪いのかっていう絶妙なお店で楽しいのです。ボクが高校生くらいの頃、田舎町に深夜までごはんが食べられる場所っていうのは、自動販売機の弁当くらいしかなく、それ以外には約70キロも離れたここバレンシーアか、あと数店しかなくて、たまにはるばるご飯を食べに行くのが楽しみなものでした。今みたいにコンビニもなく、24時間営業や深夜営業のファミレスもないような時代ですよ。それがこのインパクトある店だったので、余計に印象深い思いでになってるのです。

相変わらずでっかい器に入った定食(うどん付き)を注文して、相変わらずデザートのパイナップルを見て懐かしかったです。本当にいつも面白い店です。

腹をたっぷり満たした後、長生経由でセブンっていうスーパーで買い物しつつ、日和佐で友達に会いつつ、実家に到着したのはすでに深夜でございました。