パザ日誌


2008年2月 4日 (月曜日)----すぎもとともひで

タラレバ

Joe's Garageからのメールによると、フランク・ザッパの息子ドゥィージル・ザッパ率いる「Zappa Plays Zappa」ツアーの日本公演が、もう海賊版として流通しているのだとか。あんまり興味ないので買う気もしませんし、ネットで流通してたとしても聴きたいとも思いません。ボクが本当に聴きたいのは、今現在ザッパが生きて、今現在作っている音楽です。例えば、ご子息がそれを引き継いでやっていてくれたのなら興味があるのですが......。

ザッパがシンクラヴィアを使って作っていたような事----若しくはそれ以上の事までも----は、今ではノートパソコンで誰もが作る事ができるチャンスはあります。勿論、そのクオリティの楽曲を作れるかどうかは別として。ソフトウェア・シンセやサンプラを駆使すれば、まったく新しい電子音楽から、リアルなオーケストラの楽曲まで作る事ができます。こういう現代にザッパが生きていたらと思うと、本当にその音楽を聴いてみたい気になります。それを想像するだけでも、海賊版のCDなんかいらないくらい楽しめるのです。