パザ日誌


2008年7月12日 (土曜日)----すぎもとともひで

イミグランからマクサルトへ

マクサルトRPD

今週の2日間で2度に渡る片頭痛の発生で、手持ちのイミグランが底をついた事も有り、昨日は夜診でいつも薬を貰ってる脳神経外科へ行こうと思ったのです。ただ、今回はイミグランも効くのが遅く、2時間から3時間は頭痛と吐き気で苦しまないといけないので、違う薬も試してみようと思ったら、同じく片頭痛持ちの方から、「それじゃ脳神経外科よりも神経内科へ行くべきだ」と言われ、土曜日もやってる蘇生会総合病院の神経内科を受診してきました。

蘇生会総合病院は初めて利用したのですが、かなり近代的なシステムで動いてる病院のようで、受付が2段階あったり、会計が自動機での支払いであったり、一見味気ない気もするし、お年寄りには不親切な気もするのですが、なんせ会計なんて数分で完了するという、スムーズさには驚きました。(今回の神経内科の場合)受診時には看護士は付かず、担当の先生だけの診察なのもも効率化なのでしょうか? でも、まったく問題ないのですから、こちらも納得です。

それはともかく、今回は片頭痛の診断で初めてちゃんと見てもらった気がしました。前兆が有る片頭痛ですから、その問診だけで片頭痛と判断するのは案外容易だとは思いますし、実際、前回までかかっていた脳神経外科の先生は、問診だけで片頭痛と診断、片頭痛用の薬を処方してくれたと思います。でも、今回はちゃんと脳神経系のチェック項目のようなもの、たとえば目の動きや耳の聞こえ、仰向けになっての脚気の検査のような、体の部分を叩いたり擦ったりしての反応を、ひととおりチェックしてくれました。さすが神経内科! 結果は異常無しで、片頭痛という診断で間違いないだろうという事です。結果は同じでも、気分的にはまったく違いますね。

前に試した片頭痛薬は2種類で、初めにレルパックス、そしてイミグランだったので、一般的に言われる段階から言えば、次はマクサルトなのだそう。勿論、相性がありますので、お試しという事で2錠だけ出してもらいました。なんせ、片頭痛の薬は高いのです。ちなみにこのマクサルトで1錠1,000円くらいだそう。

マクサルトと言っても、普通の錠剤とマクサルトRPDという2種類の薬があるらしく、今回出してもらったのはマクサルトRPDというもの。違いは、RPDというのは水無しで飲めて、舌の上で解けるタイプなのだそう。頭痛がくるとかなり辛いので、スムーズに飲める様に、水無しで飲めた方が良いのです。が、包みがデカ過ぎて、いままでのように財布には入りません(苦笑)。しかも、丈夫な青いプラケースまでついてるじゃないですか。これは、今よりちょっと大きめのピルケースを探して、買ってこなくては......。それよりなにより、この薬が自分に合うといいのですが......。

さて、前回1月の片頭痛の事をこの日誌に書いたら、サカイユウゴさんの2008-02-04付けのこらない(『他の人の片頭痛と比べる』)で、引用してコメントをいただいておりました。今更ながらですが、そこから......。

イミグランやレルパックスといったトリプタン製剤は、「前兆」時には服まない方が良いのではなかったっけ。 これらの製剤は、つまり片頭痛で広がった血管を収縮させる作用がある。 で、片頭痛の前兆時は、血管が収縮している。 収縮している際に上記製剤を服用すると、収縮×収縮で、収縮し過ぎる。

これについては本当に悩みます。特に、サカイユウゴさんが救急車で運ばれたというエントリーを、リアルタイムで見ていたから。そして、今日の担当の神経内科の先生の話しでは、(心臓に問題がないという条件において)「出来るだけ早く飲んでください」との事。「前兆の段階で飲んでも問題ないですか?」と聞くと、「問題ない」との事でした。それ以上、詳しい部分には突っ込みませんでしたから、どういう理由でその時点で飲んでオッケーなのかは聞けませんでしたけれども、ネット上の書き込みを見ても、すぐに飲んだ方が効くとの意見が多いようです。勿論、早いに越した事はないですし、それと『飲んでもいいか』は別問題ですが、片頭痛は早く飲まないと薬が効かない場合が多く、副作用がないのならば、早く飲む方が(苦しまないから)良いというのが一般的な認識なのではないかな......と思ったりもします。

ただ、それにしても怖いので、ワタシの場合は前兆が収まるまで待って、それから飲む様にしています。前兆が収まってから頭痛が始まるまでだいたい30分くらいかかりますし、薬が効いてくるのもそれくらいかかりそうなので。これはあくまで個人的な感覚だけですが......。

あと、こらない - 初流血とかズボンとか下着とかより

腰回りが締め付けられると、頭痛になるのよね。

これは、実際にそういう経験があると言い切れる訳ではないですが、分かる様な気もします。ちょっと気をつけてみよう。ノーパンまではちょっと出来ませんが(笑)。それから、逆にこらない - テレビドラマと女子バレーと扇風機とクーラにある

毎年、「今年の夏はクーラなしで過ごしてみよう」と思ってみたりするんだけど、その時は頭痛のことを忘れてるのね。 で、頭痛になって、「ああ、そうだった。アタシにはそれは無理なのだった」とクーラのスイッチをONにする、と。

......という感じの、暑さによる頭痛というのは、あまり自分には無いなぁと思いました。同じ片頭痛とはいえ、本当に人それぞれなのですねぇ。