パザ日誌


2008年9月11日 (木曜日)----すぎもとともひで

フライド・プライドにノックアウト

返却期限なので右京中央図書館へ。

フライド・プライドの『ストリート・ウォーキング・ウーマン』(amazon.co.jp)と、『ヒート・ウェイブ』(Amazon.co.jp)を借りる。あとはフュージョン・フォー・マイルス・ギター・トリビュートの『ア・ビッチン・ブリュー』(amazon.co.jp)と、シャルル・デュトア指揮モントリオール交響楽団のフェリャの作品。

先月フライド・プライドのファースト・アルバムを借りてかなり良かったので、今回はセカンド・アルバムとサード・アルバムを借りたのです。その時には今をトキメく中田ヤスタカのcapsuleのアルバムと一緒に借りたのですが、圧倒的にフライド・プライドの方がワタシには良かった。

ワタシ自身は機械で作る音楽よりも、人力で演奏する音楽の方が優れているなんていう事は微塵も思いませんし、音楽は『上手い下手』よりも『(自分にとって)面白いか面白く無いか』で優劣を付ける主義ですが、どちらかっていうと非常に興味の有る分野のカプセルよりも、アコギと歌だけのフライド・プライドに打ちのめされたのは、非常に意外だったので驚き。まったくノーガードの所を拳で一発打ちのめされた思いでした。

さっきセブンイレブンへ行く道すがら、サード・アルバムの1曲目の"Smoke On The Water"を聴いたのですが、音が出る前は「なんだよ、こんなベタな曲やりやがって......。でも歌詞の中にFrank Zappaって出てくるから聴いてみるか......」くらいの勢いでいたのですが(笑)、音が出て来たらまたまたノックアウト。歌を歪ませてあるっていうのとは関係なく、この人はこういう歌い方も出来るのかと、懐の広さに脱帽しました。素晴らしい。

ちなみにワタシ、最近気になってしょうがない歌は『るるるの歌』(YouTube)。