三連休の真ん中の日。五条通りの東行きが大渋滞で困りましたが、彼岸にはすこし早いので、お墓参りの人達の渋滞ではなくて、やっぱり観光の人が多かったのでしょう。他府県ナンバーも多かったので。
そういう中、約2ヶ月半ぶりのライヴ。『The Rock!!!』と銘打たれた、メンバー全員がオジサンである事が条件の、オヤジバンドライヴでした。
東京ザヴィヌルバッハのライヴを見た時にふと思って、今回からはP.Aだけに打ち込みベース音を出すんじゃなくて、ステージ上のベースアンプからもベース音を出す事にしました。実際スタジオで練習する時にもそうやって出しているので。ステージ上や前の方で見て頂いてるお客さんにもその方がいいと思ったのですが、効果の程はどうだったのでしょう? ドラムセットの位置からはよく分からないですし、客観的に客席からも聴けないので良くわからなかったのですが、この方法は続けて行きたいと思います。ただでさえ時間がかかるセッティングに、またひと手間増えましたけれど。
オーディオ・インターフェイスを入れてある1Uラックの奥行きが深くて、P.Aに送るシールドを差し込むのにいつも難儀しているのですが、そのせいか、今回はリハの時も本番前もRチャンネルへの信号が行ってなくて、予定よりもセッティングに時間がかかってしまいました。これは本当に改善したい所でありますので、次の11月のライヴまでに何とかします。
ハードロック風の『ひげの魔法』はもうオジサン達には辛くて(苦笑)、アレンジを変更してファンク風にしようと思っているのですが、今回は間に合わなくて今まで通りで行きました。序曲は最近のヴァージョンの弦楽オーケストラのヴァージョンで、しょっぱなから荘厳な感じのスタートでした。ロック風のバッキングと対照的に、歌はあえて『ポニョ風』で。昨日あんなに練習したのにもかかわらず、個人的にはボロボロでして、最後は暴走までする始末。ちゃんと終われませんでした......。この曲は本当に体力勝負なので、なんとかしたいものです。
がらりと雰囲気を変えて『ニャピョンガ!』。エセ・ラテン。今回は演奏しているとちょっとづつスネアが下がって来て、M.Cの度にスネアを上げていたのですが、この曲は特にソンゴのフレーズでリムショットを多様するせいか、曲の最後の方は左足が邪魔に成る程スネアが降りて来て本当に困りました。サビのスネアの叩く部分では、本当に変な叩き方をしなければならず、ちょっと焦りました。
最後の『ボク』と『ミクロ』は今回用の新しい繋ぎを作ってノンストップで。『ミクロ』も相変わらずオヤジ達には厳しい早さで、曲の後半ヘロヘロになっていたら、ギターのikubon氏も今までで一番辛そうな表情をしていたので、失礼ながら笑ってしまいました。もう本当にオヤジバンドのライヴとなりましたよ。
次回ライヴは四条堀川に新しく出来るライヴハウス『Rooterx2(ルータールーター)』で11月15日(土曜日)の夜。演奏時間が最近のライヴから考えると5割増となりそうなので、10分くらいあるあの曲が登場しますよ! ご期待くださいませ!
最後に、折角の三連休の中日に時間を作って観に来て頂いた皆々様、本当にありがとうございました! スタッフの皆様も対バンの皆様も、本当にお世話になりました。ありがとうございました!