R2-D2ジェットが去った後の伊丹空港ターミナルの展望デッキは、すっかり人も減っていた。
祭りの後の、どこか寂しい雰囲気もまた良い感じ。
実は10月31日の伊丹R2-D2ジェット祭りでは、滑走路へアプローチしてくる機体を、このアドバルーンと絡めて撮りたいと思っていて、試しにこの767を撮ってみた。この辺を何度もロケハンしてみたんだけど、なかなかうまくこのアドバルーンを絡む場所が見つからなくて、結局やめた。交差点の向こう側から撮れたらいいんだけど、阪神高速の高架が邪魔になるんだよなぁ、この辺の場所は。
これも70-200のレンズが付いてたから70mmで撮ったんだけど、35mmで撮ったらもうちょっと面白かったかも。
実は日通の上を飛ぶR2-D2の写真を撮った後、この写真の位置に来た時に、川に映り込むのも込みで撮りたかったんだけど、撮影場所を数メートル移動するのをミスってこのザマです。
何か順番が無茶苦茶だけど、別に意図がある訳じゃない。そういうR2-D2ジェットの伊丹飛来の続き。
この場所で撮ると決めるのに何時間もかけて動き、考えたのだが、今でも正解だったかは分からない。というか、もうそういう事はどうでもいい。とにかく、あの時の自分はここを選んでしまったのだ。
駐輪場に自転車を停めて、慌てて展望デッキへ。展望デッキではエアポート・ジャズ・フェスティバルも開かれており、出店も出て大盛況。緻密なドラムの3拍子をバックに、少しでも隙間を見つけては撮影に臨むが、あまりの人の多さに思うように撮れない。
自分も必死だったが、後から考えてみたら、そういう人の風景も写し込んで撮ればよかったなと反省。そういう発想がその場で沸かなかった自分が不甲斐ない。もうちょっと柔軟に、頭を柔らかくしなければと思った。
たくさんの人たちに送られて、R2-D2ジェットの出発の時が来た。
念願のR2-D2ジェットの上がりを撮ったのは、以前によく撮っていた場所のあたり。猪名川土手のあたりだ。
この写真を見てここが伊丹空港だと分かる要素がない。こういう写真を撮るのは、最近は避けてきた。でも今回はR2-D2ジェットの写真が撮りたかったので、あえてここに来てみたのだけど、だからと言ってこれが正解かは悩むところ……。
普段は東京からの国際線に投入される機体故、次に伊丹で会えることがあるのかという貴重な機会だから、余計に悩む。1日中、自転車であちらこちらに走り回ってみて、悩み続けた。これが報われる日が来ればいいのだけど、まだまだ先のようだ。
鷲羽山の水島展望台からの夜景は、やはりちょっと望遠レンズで狙ったほうがいい。
工場夜景は見るのが大好きで、人が撮った素晴らしい写真をよく見せてもらってるが、自分で撮ったことはなかった。今回岡山に行く機会があったので、憧れの水島コンビナートの夜景写真を撮ってみた。夢のような幸せな瞬間だった。また別の場所からも、今度は撮ってみたい。
子供達のリクエストに答えて、玉野市のおもちゃ王国で夕方まで遊んでから、鷲羽山へ向かう。
おもちゃ王国で遊びすぎたせいか、夕焼けの時刻をすっかり逃してしまったが、せっかくなので瀬戸大橋の写真を撮ってみた。
カメラにキャップ代わりとしていつもついてる、愛用の35mmのレンズで撮ったが、さすがにもうちょっと広角が欲しくなるなぁ。瀬戸大橋はそんなにライトアップしてくれてなくて、暗くて撮りづらかったのだけど、タイミング良く列車が走ってくれたおかげで、そのライトでちょっと明るくなった。