久しぶりに大阪へ行った。目的はヘッドフォン・アンプを買う事。最近pazapの練習でクリックを聴くのに今まで使っていた電池駆動式のヤツが調子悪く、クリックを聞き逃す事たびたび。演奏は止まってしまうし、クリックに合わせるためにテンポはばらばらになっていたのだ。ライヴまで二ヶ月を切った今、本番でこんな事するわけには絶対にいかない。
そこで去年の終わり頃、大阪は谷九にあるドラム専門店、
ACTのサイトに
載っていて気になっていた
audio-technicaのヘッドフォン・アンプ
AT-HA2
(定価七〇〇〇円)を買いにいったのだ(その前についでもあったので日本橋にも寄って、無いかどうか調べて見たけど、どこにも置いてない。こういうのあんまり需要がないのかなぁ……)。
問題はどれだけパワーが有るかなんやけど、ACTの良い所は確認させてくれること。やっぱり音できめる楽器屋は、ちゃんと試奏できないとね。勿論ここもちゃんと試打室があって、「どっちのライドがええかなぁ……」とかドラムセットに組み込んで試奏できるので最高の場所なのだ。シンバルだけで演奏するんじゃないので、ちゃんとセットに組んで叩いてから選べるのだ。もちろん他のパーツも同じ。
でも今回は民生用のアンプなので、まさか実際に聞かせてくれるとは思わなかった。でも流石ACTさんはすごい!ちゃんと聞かせてくれました。今使っているのを持っていくのを忘れたので、聞き比べができなくてちょっと不安やったけど帰ってから聴きくらべるとかなりいい感じ。
店員の人に聞くとやっぱりヘッドフォンは「密閉式」がいいとアドバイスしてもらった。オープンエアだと音が散ってしまうらしい。なるほど、ボクの場合もヘッドフォンにも原因があるようだ。ボクはシーケンサーをpazapに取り入れた時に、どっちがいいか調べたら、プロの人の本に「密閉式は周りの音が聞こえにくくなるので、オープンエアーのほうがいい」と書いてあるのを読んで、すっかり信じきってしまってたのだった(孝三先生もそういえば「密閉式」だったような)。
今度はヘッドフォンも探しに行こうっと。ACTの店員さんはSONYのがお薦めということだった。今日の教訓「餅は餅屋」!!