パザ日誌

2002年09月28日(土)

Spank HappyそしてW.I.N.S

昼前に起きて、1時ぐらいから大阪へ。楽器屋などを巡りながら、3時過ぎにアメ村にあるタワーレコード心斎橋店へSpank Happyのインストア・ミニ・ライヴの時間確認に寄ってみたら、ちょうどサウンドチェック中だった。
Welcome Spanks!

実は生の菊地さんを見るのは初めてで、ちょっと感動。いや、かなり感動。TipographicaのSax奏者として名前は知っていたし、CDも持っていたけれど、今までそんなに追っかけていなくて、何ヶ月か前からあの毎日凄まじい文字数の日記を読みはじめてから、改めてTipographicaのCDなんかを引っぱり出してきて聴いたりして、すっかりハマっているのだ。

Spank Happyはカラオケに合わせて、現役OLさんである瞳ちゃんと菊地さんが歌いながら踊る(笑)デュオなので、セッティングは
CD-Jとマイクが2本だけのシンプルなセッティング。
「フォーエヴァー・モーツァルト」が流れ出したと思ったら、普段着の瞳ちゃんがイキナリ歌い出し(いや、ビックリ。菊地さんに感動してたら、瞳ちゃんがいる事に全然気付かなかった・笑)、8小節程歌ったら終了というあっさりとしたリハでした。まぁ、こういうのは必然的に公開リハになってしまうので、やりにくいだろうなぁとはいつも思います。

インストアが4時からというのを確認した後、店を出てたこやきを食べに行く。
たこやき

MIKI楽器などを覗いていたら、YAMAHAのFP720が売られていた。新しいペダルが出て、このペダルも販売終了らしいという話しなので、このペダルのファンのひとは予備等を買ったりするのだろうか? パーツも生産中止ならフットボードとか予備を買っておかないとなぁ、などと思っていたら4時が近付いてきて、急いでタワレコへ戻る。

もう結構沢山のヒトが詰め掛けてて、2人の登場を待っている独特のあの雰囲気。登場したお二人は、大勢の人に驚いた様子でした。内容はアルバム「Computer house of mode」からピックアップした曲を、菊地さんの奥様が考えた振りを付けた2人が、ちょっと照れながらか(良い意味で)ぎこちなく踊り歌うという感じ。曲中のSaxが物凄くカッコよくて、生で聴けたらなぁ……などと贅沢な事を思ってしまった。もちろん曲も最高にいい曲ばかりなので、素晴らしかった。歌詞を間違えたり、振りを間違えたりして、会場はみんな笑いながらもドキドキ瞳ちゃんを見守ってる感じ(笑)。そしてM.Cでの2人に掛け合いも味があって絶妙。

菊地さんは大阪の女の人は「折り紙」みたいな顔でキレがあってシャープで、後ろから押すとピューって飛んで行きそうで素晴らしい(笑)という話しや、瞳ちゃんのミラーボールがぐるぐる回る中、ロックなお坊さんが木魚を打鳴らすような明るい御葬式がいいというテキトーな話(笑)に菊地さんがつっこむなど最高に楽しいM.Cだった。

ちなみにSpank Happyは来月十九日に
FM802のイヴェント
MINAMI WHEELに参加。プラスティック……じゃなくて、トライアングルにてライヴがありますです。

ライヴは四〇分程で終了、アルバム購入者とのサイン&握手会へと雪崩れ込む。ボクも買うつもりでいたけど、この後のW.I.N.Sのチケット引き換えの時間が迫っていたので、断念して代わりに京都ではなかなか売っていないTipographicaの最後のアルバム「
Floating Opera」を購入。
(やっと買えた! ずっと欲しかったのだ!!)サイン会を横目にKnaveへ。

Knave
チキンジョージがプロデュースする新しいライヴハウス。
広さといい、音質といいとても素晴らしい場所が出来たなぁという感じです。チケット引き換えに行くと孝三先生がリハ上がりでいらっしゃいました。挨拶などをしつつ、一緒にエレベーターで一階へ。

W.I.N.Sのライヴを見るのは何年ぶりになるのだろう? 5年ぶりぐらいだろうか? 解散はしてないけど事実上活動休止状態で、東京でも三年ぐらいライヴをしてないような感じだそうだ。和田アキラさんも復帰したてで、体調もベストとはいえないようだったけど、演奏にはいるとそれはもう弾きまくる弾きまくる。いつも通りの凄まじい演奏だった。さすが! それに他のメンバーも弾きまくる叩きまくる! 相変わらずの手数系プログレ・ジャズ・ロックを堪能しまくりの、二部構成約二時間半の熱いライヴだった。

アンコールではボクの好きなあの曲が聞けて超ハッピー。実は曲名が分からないのですが……。オリジナルかな? ジャン・リュック・ポンティの曲だったような……。とにかく「こゆーい」一日でしたとさ。

あ、そうそう、M.Cでの話によりますと、現在廃盤中のW.I.N.S唯一のアルバム「W.I.N.S」の再発や、新しいアルバムについても前向きなコメントがありました。嬉しい限りでございます。皆さんお忙しい方々なので、実際どうなるかは分かりませんが、ライヴをちょくちょく見る事が出来たら言う事はありませんですなぁ。

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