パザ日誌

2002年11月04日(月)

「キンチョーの夏」じゃなくて「緊張の波」

またまたスーパーに行ったら、この前の柚子がまだ残っていた。普通の家庭ではあんまり使い道ないのかなぁ? そんなに売れてなさそうな感じです。そして今日は10個ゲット。しめて200円也。早速帰ってまた全部絞りましたです。この前の小さなビンはすでに一杯になったので、ミツカンの米酢が入ってたような中くらいのビンに、絞ったのを入れました。全部絞ってこのビンに半分ぐらいですかねぇ。普通の家庭だったらこれだけで、ポン酢を買わずともひと冬越せそうですねぇ。こんなにお得なのに、みんな知らないのでしょうねぇ。そして今日も柚子湯にしてぽっかぽかです。ただ、量が多かったのか途中で体がかゆくなってきて困りましたが(笑)。流石にあんなに酸っぱいものなので、酸が強いのでしょうねぇ。シャワーで流したら大丈夫になりましたが。そう言えばこの前、料理用にと皮だけ切って発砲スチロールの白いトレーの上に暫く置いておいたら、酸で発泡スチロールが溶けてました。恐るべし柚子パワー!

昨日はpazapの練習だったのですが、新曲「Hell Ditty」を演奏しながら、「この曲ってエゲツナイ曲やなぁ……」と思ってしまいました(笑・今さら?)。多分pazapの曲の中で一番の大変拍子大会で、4拍子なんか数える程しか出てこないですし、部分的ですがポリリズムも入っているのです。そう言えば、前回のMOJOさんサイトのライヴレポートでは普通のロック系にはでてこないようなフレーズやらリズムやらが満載でそのうえ、女性のボーカルまでのってると書いていただいきました。

いやぁ、これは嬉しかったですねぇ。良い悪い、もしくは好き嫌いは人それぞれですから、それぞれの人が判断すれはいいだけですが、「普通のロック系とはちょっと違う」というのがボクは最高に嬉しいのです。逆に言えば普通のロックが好きな大部分の層には、受け入れられない可能性がかなり多いのかもしれませんが……。だからその大多数の層の人達が、この「Hell Ditty」を聴いたらどう思うのか、ボクは想像も出来ません。みんながどういう顔でこの曲を聴くのか、とっても楽しみな部分と、とっても不安な部分とが上手く混ざり合ったライヴ前の程よい緊張が、少しづつ静かに押し寄せてきている感じがやって来ましたね。

ボクは関西弁でいうと「緊張しぃ」と言うやつで、ギターを弾いてた時なんかライヴ直前は御飯も喉を通らないような有り様で、注文した「にしんそば」が出てきても、お腹が空いてるのにひと口ぐらいしか手がつけられなかったりした時もありました。それから胃がキリキリと痛みだして、ライヴが終わってもしばらくそれが続くような情けない状態だったのです。今ではそういうのもあの頃から比べると考えられない程軽くなって、むしろ程よい緊張をこうやって楽しめる程になってきました。ドラムを教えてもらってる孝三先生が「緊張するぐらいやったら、初めからやらんかったらエエやん。やりたくてやってるんちゃうの?」みたいな事を言ってるのを聴いて、まったくその通りだと思った事がありますのです。それから吹っ切れたのか必要以上の緊張はなくなって、大分楽になったような気がします。どうあれ、楽しんでライヴが出来たらいいなぁと思いますです。

そして聴いてくれる人には良い意味でも悪い意味でもいいから、なんかしらの衝撃を与えられたらいいなぁ。「なんか普通で良くも悪くもないね」なんて思われるのがボクには一番悲しいですね。

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