パザ日誌

2002年11月17日(日)

パーク・アンド・ライド

良く通りかかる二条駅の所に広い空き地があるのですが、そこに最近ガレージのような線が運動会でおなじみの石灰で白くひかれていました。何かイヴェントでもあるのかな? なんて思ってたら、「パーク・アンド・ライド」の実験だったのですね。

全国有数の紅葉の名所・嵐山で年々深刻化する交通渋滞の解消を目指し、京都市は11月16、17日の両日、マイカーで訪れた観光客に鉄道への乗り換えを促す「パーク・アンド・ライド」を初めて実験導入する。

「パーク・アンド・ライド・システム」っていうのは、市街地に車を入れないようにして、その手前に駐車場を作り、そこからは公共の交通機関等を使ってもらって、温暖化防止や渋滞解消などの為に、最近は自治体などが手掛けはじめているのです。

京都っていうのは観光地で、しかも道が狭い。だから物凄い渋滞になるのです。二条駅っていうのは場所的にはどうかとも思うのですが、(中心部すぎるやん)実験という事と色々と交通機関とも兼ね合いもあるでしょうし、一番混む嵐山周辺のそれも道の狭い所の渋滞を解消するという点では有効な気もしますね。ただ今回、初日のお昼頃の段階で駐車率が1割強と言う事で(京都新聞夕刊紙面の情報)アピール度が低かったのではないかという気もしますね。そんな情報全然しらんかったし。あの場所で1日100円じゃぁ物凄いお得ですし、「知ってたら使ったのに!」ってな人も多いんじゃないでしょうか? まぁ、パチンコ屋にしても、大手スーパーにしても、駐車スペースでない所や体が不自由な方のためのスペースに、入り口に近いというだけで平気で停めて行く人が多い、そういう国民ですしね。どうなんでしょうね。それに周辺の駐車場としては、商売あがったりっていう問題もあるでしょうし、メリットが無ければ(高ければ)このシステムを使わないでしょうしねぇ。難しい問題が山積みなのでしょうが、観光都市としてはこういう事はもっと力を入れて、早く浸透させて欲しいものです。

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