パザ日誌

2003年04月08日(火)

「誤爆」という名の罪に問われない国家犯罪

アメリカがAljazeeraを爆撃。

カタールの衛星テレビアルジャジーラによると、同テレビのバグダッド支局が8日朝、米軍機のミサイル攻撃を受け、特派員1人が死亡、カメラマン1人が負傷した。

アルジャズィーラへの攻撃について米英軍は意図的な攻撃でないとの立場だが、同局は「標的にされた」と批判した。同局は2001年11月、米軍によるアフガニスタン空爆でも攻撃を受けた経緯がある。

 エジプトのアハラム政治戦略研究所の軍事アナリスト、モハマド・アブドルサラム氏は、今回の事件について「米国がアラブのメディアを標的とした意図的な攻撃だと思う。なぜならアルジャジーラはバグダッドの様子を詳しく報じるアラブの象徴的なメディアだからだ」との見方を示した。

そして、一般人が居る事が分かりきったホテルも爆撃。

「彼らはこのホテルが報道陣の拠点なのを知っている。なぜ報道陣を狙うのか」とチェーター記者は声を詰まらせた。

アメリカの表向きな発言は記者会見を聞かなくても分かる。「これが戦争だ!」そして「悪いのはすべてフセインだ!」と。「誤爆」って便利な言葉ですね、アメリカさん。さすが、こういう事を責められないように、「国際刑事裁判所(ICC)」(一からわかる国際刑事裁判所)に批准しないのですね。そしてアメリカの顔色を見て(もしくは圧力がかかって)日本も批准できないと。(ICCへの日本批准について)検討中なんて見え透いた事を言わないで、「アメリカに従うのが日本の国益だ!」ってちゃんと言ってくださいよ、小泉さん。

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