パザ日誌

2003年04月21日(月)

ケチャ風インチキ音楽構想中

今日も譜面を作ったりしました。midiデータを譜面用に修正してたら、これが結構時間がかかるのよねぇ。でも一から手打ちするよりは早いかも。そして西村朗さんの「ケチャ」のヴィデオを部屋中ひっかきまわして探し出し(笑・でも思ったより早く見つけられたのです、三十分くらい)、二回鑑賞。 パーカッション・グループ 72の演奏のものです。いやぁ、面白い曲です。中央の四人がボンゴとかコンガとかを叩きながら、声で「チャ」っていうのが難しそう。しかも四人の声が織物の様に交差しあってひとつのグルーヴになるっていうのは素晴らしいですね。「ケチャ」ってもともと宗教儀式なのでしょうから、こういう「苦行」はトリップするのでしょうねぇ。本場のも見てみたいです。そういえば、前に「夢の乱入者」っていう渡辺香津美さんとかがやってた番組で、海外でやってた時がありましたけど、あれってバリだったような気がするのですが、どうなのでしょうか? ヴィデオにとってあるかも知れませんが、これは探すのに1週間くらいかかりそうなので(笑・マヂです)、探すのはやめようっと。

で、ケチャを参考にして曲を作りはじめたのですが、ちょこっと調べただけで軽々しく分かった様に作ってしまうのは大変危険なので、「ケチャもどき」というか「ケチャ風」っていうものにしようかと思ってます。「みりん風調味料」みたいな感じですね。例えば声で発音するのをドラムセットに置き換えてみたりとか。それからケチャのパターンを見ていると、基本は16ビートなのですが、4パートの中で発音は「2-1,2-1……」っていう感じになってるんですね(これで「ケチャ」って聞こえるって事なんでしょうか?)。つまり8分にアクセントがくるって感じですね。そういうのを応用したりして、なんとか面白い曲になればいいなぁとか思ってます。こういうアイデアを頭で考えてる時って楽しいのですが、実際に作業にかかると泥沼なんですよね。そして出来上がると、最初のアイデアはどこへ行ったんだ! っていう感じになるという……(苦笑)。

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