パザ日誌

2003年05月08日(木)

弱肉強食というナンセンス

在米のジャーナリスト堀田佳男さんのサイト
急がばワシントンを読んでいるとスタバの話しが載っていて、興味深く読ませていただきました。絶好調の企業が店舗をやたら増やし過ぎるのを見たり聞いたりすると、「足るを知れ!」っていつも思ってしまいます。ある程度の競争原理がないとダメだというのは理解出来ますが、それにしても限界はあるやろ? という思いはあります。例えば昨日のやしきたかじんさんの番組でたかじんさんが言ってた事。昔はレギュラー番組が七本あったっていう話しで、「あの頃はギャラが安かった。今は月に四日だけやけどギャラが上がったからそれでええねん」みたいな事を言ってて、ギャラが高いにもかかわらず毎日毎日テレビに出てる某タレントの事について批判してましたけど、まったく同感でした。そういう話しを聞いて今日、先の記事を読んで、あぁスタバもその某タレントの様なもんなんやなぁ、なんて思ってしまったのでした。

こういう話しでよく言われるのは、「世の中、弱肉強食。食うか食われるかや」なんていう言葉。世の中が弱肉強食なんていうのが常識なんて、誰が決めたのか分かりませんが、そんなのはボクは信じません。専門家の間では「進化論」という考え方も古い、なんていう話しを聞いた事がありますが(ボクは専門でないので詳しくは分かりませんが)、そういうのは「弱肉強食」とみたらそうも見えるし、「共生してる」とみたらそうも見えるというような、見方の問題の部分がありますよね。それをいかにも「弱肉強食が真実」みたいに思わされている部分があって、それがどうも納得がいかない。今読んでる「京都に原爆を投下せよ」にも出てくる「ウォーナー伝説」みたいなもんです。実は京都は原爆投下のナンバー1候補地だったから攻撃を免れたのに(原爆以外の被害があると、どこまでが原爆の被害かが分からなくなるから他の攻撃は禁止されてた。つまり実験台?)、ウォーナー氏が文化財保護の為に守ってくれたなんていう伝説があって、今でもそう思ってる人がいるという話しです。というか、思わされているのですね。

でも結局、ピラミッドのてっぺんに居るかの様な気分でいる人間も、目にも見えないウィルスにやっつけられてる訳なのに。じゃあ、弱肉強食の「強いもの」っていうのは何なんでしょ? 結局のところ「強い」も「弱い」もないんじゃないでしょうか? 「弱肉強食」なんて、まったくナンセンスで、そんな世界なんて全然つまらないです。人間は「脱弱肉強食」だからこそ人間的なんじゃないの? あ、やっぱりヤツらはアニマルなのか。

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