パザ日誌

2003年05月18日(日)

ドキュメンタリー番組

今日はpazapの練習。最近うちのバンドの次に、よく同じスタジオに入ってるバンドの方々が居たのです。今日声をかけて頂いて分かったのですが、そのバンドでドラムを叩いてらっしゃる方は、ちょうど去年の今頃にMOJOで対バンをしていただいた「暴れん坊越前」さんのドラムの方だったのでした。そう聞いて色々と頭の中に蘇ってきました。バナナを貰ったりとかもしましたし(ライヴレポに写真あり)、帰り際にも声をかけて頂いたりで、楽しいライヴでありました。「うぃー・あー・あばれんぼうえちぜんー」っていう曲が、あのライヴ後しばらく耳について離れなかったものでした(笑)。またうちのライヴがあったら教えて欲しいなんて、嬉しい言葉も頂きまして、本当にありがとうございますという感じでございます。そう言えば、たまにこのサイトに「暴れん坊越前」というキーワードで訪問していただいてる方も、アクセスログで見かけますですよ。

練習を終えて帰って来まして、テレビを付けたらビックリ! NHK教育の芸術劇場で指揮をしてるのは、巨匠ピエール・ブーレーズでわないですか!! ええ! そんな番組があったのか!! という感じで、あわててヴィデオをセットしましたが、もうマーラーの6番が始まっておりました。トホホ。しかもその前はウェーベルン作曲の「管弦楽のための6つの小品 作品6」だったのですね。聴きたかったぁ。かなりのしくじり様に笑うしかない感じ。ちなみにオケはグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団。こう言う場合も、途中からでも見られたのが良かったのか、いっそ気付かなかった方がよかったのか……。いや、明らかに今回は見られて良かったです。でも、実際に生でピエール・ブーレーズを見られる日が来るのか? ボクの中での「いつかは見てみたい人リスト」に入ってるお方ですし。なんじゃ、そりゃ(笑)。

芸術劇場が終わってからは、ドキュメントものを二本。両方とも途中から見たのですが、とても見応えがあって、心に響く番組でした。ひとつはNHKので、十数年前の再放送。東京の広場で紙飛行機と飛ばしている人たちを追ったドキュメンタリーでした。生まれながら心臓病を持った当時二十四歳の青年は、少年時代からそこの広場で紙飛行機を飛ばす年配のおじさん達に混じって、それを生き甲斐にして日々を暮らしていたり、その青年に四年前から教えてもらい、紙飛行機を飛ばしはじめた元日本空軍のパイロットの教官をしていた人とか。紙飛行機っていうのも奥が深そうで凄いですが、上昇気流に乗れば空に吸い込まれる様に見えなくなるのだそうで、それを「視界没」(だったかな?)といって、その瞬間が最高の時なのだそうです。元空軍のおじさんはその瞬間、自分がかつての部下や同僚が戦場に飛び立つ時に、それを見送った瞬間を思い出すのだそうです。自分の教え子の半分を戦争で失ったというこの方は、そういう気持ちをずっと引きずったまま暮らしていたのでしょうね。

そしてもう一本は日本テレビだったかの、おばあちゃんが小学校で勉強するというドキュメント。自分のせいで2人のお子さんに障害を持たせてしまったと、自分を責めているおばあちゃん。このおばあちゃんが勉強をするのは、子供さん達を学校に行かせてあげられなかった、その代わりに自分が勉強するのだというのです。同じ教室で勉強する小学生たちも良い子供たちばかりで、見ていて心が洗われる思いと、締め付けられる思いとで、なんとも言えない気持ちになりました。卒業の時、中学に行く子供たちひとりひとりに英語の辞書を手渡すシーンでは、かなりヤバかったので、画面を見る事が出来ませんでしたです。ボクはおばあちゃんに育てられたせいか、こういうのに異常に弱いのです。それなのに、全然おばあちゃん孝行できない自分には、やっぱりとても最低最悪な気持ちになるのですな。

でも、なんでこういう素晴らしいドキュメンタリー番組は、こんな夜中に放送するんだろう? といつも思います。まぁ、視聴率がとれないからだろうと思いますが。きっとこの国のゴールデンの番組だけを毎日見ていたら、脳みそ腐って行きそう(笑)。そんな事を思いましたです。

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