パザ日誌

2003年05月26日(月)

コミコミコースの使い道

ボクはずっとプロヴァイダはDionなのです。

一番はじめは「コミコミ・コース」の十時間のダイアルアップで、毎月時間オーバーになるので、いっその事一〇時間のコースを二つ契約した方が安いと、利用時間を気にしつつ、二つのアカウントを切り替えて使っておりました。多分同じくらいの値段で二十時間っていうのもあったのですが、十時間を二つにしたほうが、ホームページ容量が二倍になるのでそうしてたのでした。

ボクがDionを選んだのには色々と理由があります。まづ一番大きかったのは、クレジットカード決算でなくてもいいこと。クレジットカードっていうのがあまり好きでなくて、持ってないボクにとってはこれは必須でした。それから次は「コミコミ」だということ。今みたいに定額制が一般的でない時で、普通はプロヴァイダに接続料を払って、NTTに通信料を払うというものでしたから、このDionのやりかたは画期的だと思いました。多分ここぐらいなんじゃなかったのでしょうか? 通信料も「コミコミ」の場合何がいいかと言うと、支払いがスマートっていうのもありますが、サイトから確認できる「利用時間」だけで使用料金が分かりやすい事。それも時間が「秒単位」というのも面白いところでした。

それよりも面白いのは、例えば実家とかに帰った時とかに、実家にはパソコンの「パ」の字もないのに、持っていったノートパソコンにジャックを指すだけで自宅と同じ様に使えた事ですね。Dionはアクセスポイントが全国共通なので設定を変える必要も無く、しかも「コミコミ」なので実家で使った通信料もNTTから実家に請求される訳でなく、全て「コミコミ」だという事。これは凄く面白かったです。例えば人の家でも気兼ねなく電話回線を借りられるのです。迷惑をかけずに。こんなの未だにDionくらいじゃないでしょうか?

で、今では常時接続なのでそんな事もすっかり忘れていたのですが、久しぶりにDionのサイトを覗いてみると、「コミコミ・コース」に一時間のコースが出来てるのですね。料金は一か月たった三百八十円。
Dionコミコミコース参照)
しかもこの頃じゃぁ翌月までは、あまった時間を繰り越しできるじゃないですか。これは便利ですね。もうダイアルアップなんて必要ないや、なんて思っていたのですが、この値段なら追加で契約してみてもいいかな、なんて思ってるのです。たとえ使わなくても三百八十円だし。いざ! という時にはかなり強い見方になると思うのですよ。ボクの場合はPHSの電波も届かない実家に帰った時は、最近では更新とかメールチェックとかは諦めるか、車で一時間くらい走って電波の届く所まで行かなければいけなかったりするのですよ。そんな事を考えても全然もとがとれるし、ネットに対応してないホテルに泊まったりする事もあるかもしれないし、そういう時に時間が残ってるのならPHSで通信するより良いし、さっきも書いた様に、どこでも電話線が借りやすいし……、なんて思ったら、このサーヴィスは使えそうじゃないですか?

いやぁ、これはちょっと考えてみる価値は有りだと思います。

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