去年の今頃、たまの知久寿焼さんのソロ・ライヴを初めて見に行って、その強烈な世界観に打ちのめされて、ボクの中で一番好きなヴォーカリストとなってしまったのです。ちょっとこれをやられると、なんかちょっと卑怯という感じですけど。誰も太刀打ちできない感じとでも言いましょうか。何が凄いってやっぱり、うたが始まると向こうから得体の知れない「知久ワールド」が束に成って襲いかかって来て、身動きが取れないくらいに包まれてしまって、毛穴の中に入ってくる感じ。こんな「世界が押し寄せてくる感じ」を味わったのは今までに無かっただけに、しかもギターとかウクレレの弾き語りでですから、その凄さはやっぱり卑怯(笑)。
それで今日は知久さんのうたを、今持ってるそんなに多くないたまのアルバムからベストCDを作ったりしてみました。たまは今年は芝居の活動が多くてライヴとかは見られそうにないので残念ですが、8月には知久さんのソロが見られるので楽しみ。