パザ日誌

2003年07月03日(木)

Zappaのブートへの誘惑

西村朗管弦楽作品集「蓮華化生」とブライアン・イーノの「ミュージック・フォー・エアポーツ」を生演奏したというバン・オン・キャンのアルバムを聴いたり、「同じ年に生まれてー音楽、文学が僕らをつくった」(小澤征爾・大江健三郎/中央公論新社/ISBN4-12-003180-2)を読み終えたり、生野さんと昨日の電話の話とかしたり液晶ディスプレイの話を聞いたりしてました。

本は二〇〇〇年に行われたお二人の対談で、かなり面白かったです。長野五輪の裏話とかストリッパーの話とか、「世界」から見た日本に対する事とか、勿論音楽の事とかも。ボクは結構対談もの好きなんだというのを、最近気付いたりしてます。ブライアン・イーノって実は聞いた事ないんで、「ミュージック・フォー・エアポーツ」っていう曲がどういうものか分かってなかったりしたので、この曲を生演奏するっていうのがどうゆう事かよく分かってなかったんですが、いわゆる「アンビエント系」が苦手だと思っていたボクでも、このアルバムは面白かったです。ライナーノートを読んで、世の中には「じっと聴き入られるのを拒絶する音楽」というものがあるというのを初めて知りました。まだまだ先入観にとらわれすぎな自分に反省。


それから、京都のレコードショップ(こういう言いかたの方が似合うよね)
Joe’s Garage」からメールの案内が届いてたので、サイトを久しぶりに覗いてみたりする。メールはマイルス・デイヴィスのCDが出るって言うのだったのですが、ちょっと
Frank Zappaの所(ちょっと重いですが)
を見に行って後悔したりして(笑)。このお店は名前の通り(Zappaのアルバムからとった名前なんですね)Zappa系は充実してるんで誘惑が多いんですよね。しかも出来るだけ手を出さないでおこうと自主規制してるブートものまでネットにのってるんですね。誘惑に負けそうになりながら、なんとか2ページ目でウィンドゥを閉じる事に成功(笑)。あぁ、もっと大人になったら買ってやる! (苦笑)

そういえば、今日も精華大学から案内が来ていて、何かと思えば「「難しい音楽」」の講義の会場が変更になったとかで、キャンセル待ちの人も全員受講できるのだとか。良かった良かった。今からの人も間に合う……かも??

コメントは受け付けていません。

pazap研究室 all rights reserved.