パザ日誌

2003年07月06日(日)

荘園ライヴ@ネガポジにいってきました

西洋亭:チキンカツ定食

前に菊地成孔さんが某BBSにて「自伝読んだ?すげえんだからクインシーのお袋!」って書いてあったのを読んでいたので、図書館で見つけて即借りて来ました「クインシー・ジョーンズ自叙伝」(クインシー・ジョーンズ 著/中山啓子 訳/河出書房新社/ISBN4-309-26610-X)。ネガポジに行く道中で読みはじめました。小説の様に読みごたえがありそうなページ数、文字数、しかも2段、それに内容。かなり面白そう。でもかなりキツそう。そのキツさは読みはじめて、地下鉄丸太町駅に付くまでにもうキテました。

ネガポジあたりに行った時のお楽しみといえば、烏丸丸太町の西南角あたりにある揚げ物メインな洋食屋さん「西洋軒(Yahoo!グルメ)」。今日はチキンカツ定食(八百円)を注文しました。それを待ってる間もクインシージョーンズの自叙伝を読んでたんですが、これがまた腹減って飯を待ってる時に読むもんではないものなのでした。精神異常をきたしたクインシーの母親が入所してる病院をクインシー達が訪問するシーン。えげつない。とても書けない(笑)。確かに冒頭二十ページそこそこで「すげえんだからクインシーのお袋!」って感じです。勿論、正常じゃないので、そういう意味でも複雑な心境も絡んで余計に。あぁ、でもチキンカツ定食オイシー!(笑)。でもここのお店。漬け物とみそ汁がメチャ旨なのでありました。


もう何も胃袋に入らない状態で、ちょっとお腹を押しただけで水芸が出来そうな感じで、ネガポジに向かいました。今日はインストハードプログレの
荘園
さんと、アヴァンギャルドパンクポッププログレの
音的ヒート
さんのライヴ。
fujiiさんはいつもライヴに来てくれたり、BBSに書き込んでくれたりするのですが、演奏を拝見するのは初めてでした。もちろん音的ヒートさんも。まず何がビックリしたかって、「音的ヒート」さんって「おとてき・ひーと」さんかと思ってたら「おんてき・ひーと」さんだった事(笑)。ありゃ、勘違いどーもすみませんでしたです(ペコリ)。

音的ヒートさんは、独特の雰囲気を持ったプログレ・バンドさんって感じで面白かったです。バリバリの変拍子なんかを女性ドラマーさんが叩くっていうのは楽しかったです。生野さんはギタリストさんに興味津々だったようです。

荘園さんはさすがベテラン揃い! って感じでこれまた、ただただ素晴らしい演奏でした。Zappaの「イースターのスイカ」や「What’s New in Baltimore」を想像させられる曲があって、思わずニヤリとしてしまいました。後で色々とメンバーさんとお話をさせて頂きましたのですが、やはりギターの西尾さんはZappaがお好きらしく、興味深いお話も聴かせて頂きまして、とても楽しいライヴでした。皆様ありがとうございました! またいつか、御一緒させて頂きたいものでございます、是非是非。それまでに、しっかりと練習しておかねば……。

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