パザ日誌

2003年07月13日(日)

P-hour@京大西部講堂

昨日講義の続き物で、実はこのライヴも当初は精華大学で行われるはずだったのですが、西部講堂に変更になったのでした。昨日の話では一〇〇〇人ぐらい来る予定だというので、こりゃ危険だなと言う事で、開演三時以降に会場に着く位に行って、後ろの方でゆっくりと見ていようと思ったのに、西部講堂に着くと長蛇の列。開演時間の3時を超えているのに、まだ開場も始まっていないと言う段取りの悪さ。しかもその場でドリンク代五〇〇円を払って、再入場のスタンプやら押すなんて、今からやってたら一時間押しは確実だな……なんておもってたら、実際そんな感じになりましたね。しかもみんな入ってないうちから、一組目のライヴはスタートしてしまったのでした。昨日もそうでしたが、今日はさらに主催者側の不手際が目立ったイヴェントでした。なんか頭痛くなってくる感じです。最後にはそれを通り越して、笑ってましたが。そんなこんなで、DCPRGのライヴは短縮になってしまったという、なんとも納得できない感じになってしまったのですね。でもDCPRGのライヴは最高に楽しかったし、学園祭と思えば十分に満足できるかなという感じ。確かにこの破格の料金(前売り二五〇〇円)を考えれば、かなり良いライヴではありましたです。

ボクは今日初めてDCPRGのライヴを体験したのですが、一番興味があったのは、ポリリズムでオーディエンスがどう踊っているのかでした。今回のツアー唯一の「アイアンマウンテン定食」だった京都。(たしか)二曲目がボクの大好きな"Playmate At Hanoi"だったのですが、この曲は前にも書いた事ありますが、ほぼ一曲まるごと3と4のポリリズムになっています。細かい事を言えば、1小節の長さは同じなのですが、それを三等分するか四等分するかで、3と4のポリリズムになってる訳です(16分音符でとれば3、3連でとれば4)。そういう曲なので、何の違和感もなく3でも4でもとることができるのです。会場を見てたら、これがみごとに3と4で踊ってまして、3ばっかりでも4ばっかりでもなく、いい感じにみんな3で踊ってる人と4で踊ってる人がいて面白かったです。ボクは行き来するのが楽しいというちょっと変態な感じなので、3になったり4になったりで楽しんでました。菊地さんも3になったり4になったりで動いてましたですね。

あんまりDCPRGのレポートで、ポリリズムについて書いてるのを見かけないので、とりあえず今回はここだけにしぼって書いてみますが、大友さんが帰ったあとのアンコール一曲目は昨日ちらっと聴かせてもらった、九月二十五日発売のセカンドアルバムから「構造1」。これもポリリズムの曲で、なんと4と5。普段FRAGILEのL.C.Mで鍛えられてるで、この曲でもずっと5でもとれるし、ずっと4でもとれました。しかもとってもかっこいい曲。この曲はずっとポリリズムっていうより、5(5/4拍子)がメインで、途中4(5拍4連)の部分が時々顔を出すって感じですかね。本編はノリノリだったのですが、この曲は慣れてないせいか、みんな聴き入ってたので、そのせいか菊地さんはお客さんに向かって、指で5と4を数えて、この曲の構成を説明してるみたいで面白かったです。3と4と違って、4と5はちょっとギクシャク感があるのですよね。それは……、あぁ説明しても面白くないでしょうし、やめようっと(笑)。

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