パザ日誌

2003年09月07日(日)

自然現象

pazapの練習日。いつもはシーケンサーと同期してやる曲を二曲、シーケンサーなしでやってみたりしました。「おやまのフジー」という曲と「ひげの魔法」という曲。この「おやまのフジー」っていう曲は、英語表記にするときは"Fujie The Mountain"なんて言ってたりして、勿論ザッパ御大の"Billy The Mountain"っていう曲からとった訳です。この"Billy The Mountain"の邦題がたしか「おやまのビリー」ってなってたので、せっかく山の歌を作ったんだからってんで、それをモジらせて頂いたのでした。念のために書いときますが、この「フジー」っていうのは、日本一の山と言われ日本のシンボルとなってる、でも実は世界の登山家達には「世界でも有数の汚いゴミの山」と言われているのだという「富士山」とは一応違います。架空の山です。

だいぶ前にテレビで、富士山の一部が崩れかかってて、それをコンクリートで固める作業をしてるっていうニュースだかを見た事があって、やっぱり人間っていうのは随分とバカなもんだなぁ……なんて思ったんです。例えばその行為が「すぐ下の民家に危険が及ぶので」とかって言うのならまだ話は分からなくはないんですけど、そのニュースのコメントでは「このままではいずれ富士山が無くなってしまうから」なんて言っててひっくり返りました。バカもここまできたかって感じで。やっぱりアホな日本人は台風が被害を及ぼすからって、日本の手前でなんとか食い止めようと真剣に考えるんじゃないかと思ってアホらしくなってしまった訳です。富士山なんて無理に壊す必要も無いけれど、なくなる時には無くなってええやん。同じ様に、人間なんて無理に殺すのはダメだけど、死ぬ時は死ぬんだからしょうがないやん! っていうのと同じだと思うんですよね。まったくもって不幸な考え方だと思います。

例えばボクが分からないのは、「自然現象として無くなって行く富士山をコンクリートで固めるような行為」を、バカげてるって自然保護団体は訴えるだろうか? という事。そして同じ様に、臓器移植という「不自然な行為」にたいして、自然保護団体は「間違ってる!」と主張してるのか? と言う事です。人間の存在だって自然現象の一つでしょ。クジラの捕獲には目くじらをたてて、「臓器移植」には発言しないなら、そういう人たちの主張にボクは説得力を感じませんけどね。こういう団体って発想が極端すぎる割には、こういう極端な発想で返されると逆切れして、ヒステリックに過剰反応しそうですねぇ。極端な女性運動してる人も、そのうち「雌」っていう漢字は「雄」っていう漢字に比べて字数が多すぎて書き難いから女性差別に繋がる!! なんて言い出すに違いないと思ってるんですけど。あ、冗談ですよ。ボクは自然派で全面的に女性の見方な口から出まかせ男なんですから(笑)。

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