「話し言葉の日本語」(井上ひさし・平田オリザ:著/小学館/ISBN4-09-387366-6)と「竹田の子守唄 名曲に隠された真実」(藤田正:著/解放出版社/ISBN4-4592-0023-1)を読了。今年の始めに目標として「本を読む宣言」をした気がするのですが、まぁまぁ読めてる方かも知れません。当然、当社比ですけど(笑)。
今読んでるのは「大野晋の日本語相談」(大野晋:著/朝日新聞社/ISBN4-02-257780-0)と、対談ものが好きなので「生命との対話 キリスト教・祈りのかたち 三浦綾子vs.ひろさちや対談集」(主婦の友社/ISBN4-07-939415-2)。大野さんのはQ&Aになってるので、好きな所から読めていいです。掛け持ちで読む時にはこういう本は最適です。
最近、日本語についての本をよく読みますが、これは日本語を使ってるにもかかわらず、テキトーに騙し騙し使ってるっていうのに、そろそろ自分で許せなくなってきたという事です。勿論それだけでなくて、そういう本が面白いから読んでるという、そういう単純な事なんですけど。それから、そういう本を読み出しても、この日誌の文章がまともになるという事が期待できるとは思いませんのですが(笑)。
話は変わりますが、昨日の昼間にNHKの人がうちに来たんです。NHKは好きでよく見るので、ちゃんと受信料も払ってるのに何かな? と思ったんですが(いや、好きだから受信料払うとか、本来そういうモノではない・笑)、何とBSの料金徴収の人のようでした。
そういう人に来られても、うちはBSなんて見てないのでビックリしたんです。いや、それよりも、BSを見たくてもうちにはBSを見る事が出来る環境自体がないんですけど。「?」が一杯頭の上に出てる様な、しかも寝ぼけてるボクをみて、そのNHKの人は、「この建物(集合住宅)には上にBSのアンテナ付いてるので、BSチューナー内蔵のテレビとかがあったら、BS放送を見る事が出来るんです」ってな事を言うのですね。
そういうのを聞いても、ボクの頭の上の「?」は更に二十個くらい増えるばかり。だって、今のとこには六年くらい住んでますが、そんな話聞いた事も無いし、そういう集金の人も今まで来た事がないんですよ。だいたい、うちの一九八六年製造のオンボロテレビのどこにBSチューナーがついてるのか、その人に見せてやりたいくらいでしたが(苦笑)。
結局その人はBSの案内のチラシをくれて、「ご検討ください」って帰って行きました。でも本当にここでBSが見られるんだろうか? 本当だったら、この前にヴィデオデッキがぶっ壊れて新しいのを買った時に、BSチューナー内蔵のにしとけば良かったなぁ。今更ヴィデオでもないだろうとか思って安いデッキを買ったんだけど、失敗だったかなぁ……などと一瞬思ったものの、やっぱり本当にBSが受信できるのか信じられないんですよね。
そういう事で、昨日出かけた時に外からアンテナを観察してみたんですが、どこにもパラボラ・アンテナらしきものが見つからないんですよねぇ。ひょっとしてボクが見てる間はアンテナがどこかに隠れるなんて事はないですよね。松本零士さんの漫画「大純情くん」のアパートじゃないんだから。
それにしてもNHKの人は大変ですよね。普通の受信料を請求するのはまだマシでしょうが(それでも大変そう)、集合住宅でBSアンテナが付いてて、その中で誰が見てるか見てないかなんて判断できませんよね。善意の自己申告に頼らざるを得ないなんて、NHKの集金してる人にはいつも同情してしまいます。
それよりもココ。本当にBS見られるのかなぁ……(しつこい!)。