パザ日誌

2003年10月28日(火)

"S"の扱い

この前に三条通りを歩いてたら、京都文化博物館の前に「緒川たまきさんトークとサイン会」と書いたポスターが貼ってあって、これはいかねば! と思ったんですが、すでに終了しておりました。「KYOTO映像フェスタ」というのをやってた模様です。

その絡みもあるのか分かりませんが、その後で新京極の六角あたりを歩いてたら、映画のポスターが貼ってあって、「ロッキー・ホラー・ショー」が上映と書いてあってビックリ。また終わってるのかと思ったんですが、これは十一月らしいです。頭の中でメモった気になったら、日とか場所とかをすっかり忘れてしまってるんですが、ネット上に情報も見つけられません。

それよりこの京都のロッキーはどこまでオッケーなのでしょう? ロッキーを上映するという事は、どういう上映形態なのかっていうのを書いてないと不親切だと思うんですが、そういう情報は書いてなかったですね。ただ大人しく見てるなんてバカな事は無いと思いますが、突っ込みを入れたりタイム・ワープを踊ったりするだけなのか、それとも鳴りものや紙吹雪はいいのか、クラッカーを鳴らしたり米をまいてもいいのか、仮装・網タイツはオッケーなのか、そのあたりは書いておいて欲しい所であります。

そうそう、昨日書き忘れてたんですが、昨日の昼のニュースをちらっと見るともなしに見てたら、高い所で作業をしてた人が工具を落として、下を歩いている人に当たってけがをしたというニュースがあったんです。その中でその工具の事を「スパナ」と言ってたのに、画面に映った工具はどうみてもスパナじゃなかったです。いわゆる「ラチェット・レンチ」というヤツでした。それで、ボクの認識する「スパナ」というものの定義がひょっとして間違ってるんじゃないか? とか、ちょっと悩んでたんですが、夜のニュースでは「ラチェット・レンチ」と言っていて、どこかから突っ込みが入ったのかな? とか思ったり、やっぱり自分の認識は間違ってなかったのかも……とホっとしたりしたんです(でも、ひょっとしたら違う局なのかも?)。世間一般的には「ボルトを回す工具はスパナ」という思い込みがあるのかも知れませんね。でも、どっちかっていうと「メガネ・レンチ」の方が近い様な気がするのですが。

そういえば、宇多田ヒカルのMessage From Hikkiというページを見ていたら、10月25日(土)07時35分の書き込みでこういうのがありました。

先日の書き込みで「ヤンキーズ」って書いたら、「もうっ、なに言ってるのっ、ヤンキースでしょ、ヒカルちゃんったら」的な愛のおしかりをいくつか受けました。

日本ではマスコミをはじめ「ヤンキース」と言っておりますが、「ヤンキーズ」が正しいという事なのですね。そして「ス」と「ズ」を日本人はどう使い分けてるのか? という疑問。ボクも何年も英語教育を受けていながらまったく英語を理解してないという、おそらく平均的な日本国民なので、何も疑わずに「ヤンキース」と言ってましたので、そうなのか! と目から鱗でした。

その次の10月27日(月)11時24分の書き込みでも続いてて、これも面白かったです。

メールで教えてもらった分かりやすい例を紹介したいと思います:
<例えば、McDonald’sは、「マクドナルズ」とか「ムクドナルズ」になってもおかしくないのに、possessiveのSが取れて「マクドナルド」になってるし、反対にMister Donutは「ミスタードーナット」じゃなくてSが足されて「ドーナッツ」になってる>

これは面白いですね。「マクドナルド」は"S"が付いてるのに日本では外して発音すると。それに対して「ミスター・ドーナツ」は"S"が付いてないのに付けて発音してると。確かにそうですねぇ。全然気付かなかったです。ホント不思議な現象ですね。いかにも日本人って感じですが、どうしてこうなるんでしょうね? 恐らく発音のしやすさが関係してくるのだとは思うのですが。「新しい」は本来は「アラタシイ」だったのが「アタラシイ」に成った様な感じの。

だからといって「今からミスタードーナット行かへん?」とかっていう事は、これからも言わないと思いますが……。

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