パザ日誌

2004年02月21日(土)

ガット・ギター

アントニオ古賀さんというギター奏者で歌手の方がいらっしゃいます。ちょっとまえにNHKのラジオにゲストで出演されていて、久しぶりにギターや歌を聴かせて頂いて大変懐かしかったんです。

ボクが初めて楽器を弾いたのは—-音楽の授業で強制的にハーモニカとかを吹かされたのを除くと—-クラシック・ギター、いわゆるガット・ギターというやつでした。これは親父が持っていて埃をかぶっていたもので、小学生の頃は友達と弾くまねをして、オモチャとしてガチャガチャいわせていたものです。それをちゃんと弾いてみたいと思ったのは、中学1年の頃ですから12歳くらいですか。

ある日の昼間に、何気なくテレビを付けたら何かの映画をやっていて、その中で名曲「禁じられた遊び」をギターで弾いているシーンがあったんです。それを見て衝撃を受けました。1本のギターで伴奏とメロディを同時に演奏していたからです。うちにあるギターと同じもので、こんな凄い事ができるのか! とかって思って、それからうちにあったカルカッシの教則本とかを見ながらギターを弾き始めたんです。でもいまいち良く分らずにいたところ、NHKで「ギターをひこう」っていう番組が始まりまして、そのテキストを買って来て一緒にはじめたんです。この番組のレッスン曲の中に「禁じられた遊び」がありまして、そしてそして、講師がアントニオ古賀さんだったのです。だからボクにとってアントニオ古賀さんは、ある意味とっても思い入れのある方だったりします。

しかし、「アカデミア賞」の授賞とか、30歳下の女性と再婚していたりと凄いですね。ただ、ボクは当時「影をしたいて」とかを練習しながら、この人は古賀政男さんのお子さんなんだと勝手に思い込んでたのですが、血縁関係がないのを最近知ってビックリしましたです(笑)。

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