京セラから明日発売されるはずの、京風高級ポン酢、その名も「京ポン」(時価。市場価格1瓶約7800円から9800円・税別)ですが……。いや、ひょっとしたらPHSだったかも知れません(笑)。その京ポンが入荷したと、予約していた京都駅前プラッツ近鉄6階のSofmapから電話がありました。「明日以降にお渡しできます」と言われたので、「今日はダメですか?」と聞くと、今日はダメなのだそうです。発売日までは売らないように縛りがあるんでしょうね。でも、この電話を受けたのがプラッツ近鉄の4階から5階へのエスカレーターに乗ってる時だったのでした(笑)。ああ残念。あと2、30秒あれば取りに行けたのに……。明日は都合があって取りに行けないので、土曜日にでも行きますです。
それはそうと、朝日新聞の記事……。
奈良の大仏にちなんで名づけられた菓子「大仏さまの鼻くそ」の商標登録が、「耐え難い」と憤る東大寺の異議申し立てを受けて取り消されてしまった。
→菓子「大仏さまの鼻くそ」、東大寺の異議で商標取り消し(朝日新聞)
これ、何故「大仏さまの鼻くそ」がダメなのか、考えてみたんですが分りません。「鼻くそ」がダメなのかな? とか思ったんですが、それじゃ、奈良の有名なお菓子「鹿のフン」には苦情を申し入れたのでしょうか? 「鼻くそ」と「フン」なら、「フン」の方が汚そうなイメージですがねぇ。
……という事は、「大仏さま」の「鼻くそ」だからダメなのでしょうか? それは「大仏さま」には「鼻くそ」が無いとおっしゃるのでしょうか? それならば分ります。無い物を有る様に勘違いされたら困りますからね。でも、そういう大事な理由があるのなら、その理由がニュースとしてちゃんと報道されるべきですが、そういう記述がありません。これはどういう事でしょう?
もし仏さまにも「鼻くそ」があるとして、「鹿のフン」なら良くて「大仏さまの鼻くそ」はダメというなら、これもよく分りません。第1仏教が「鼻くそ」を汚いと言うのなら、そんな宗教は信じる必要はないでしょう。鹿は良くて大仏はダメなんていうもの、まったく筋違いですし。
奈良の仏教は厳格で、例えば葬式なんていうのは、本来仏教にはまったく関係ない事(特に出家した仏教徒には)なので、奈良の宗派さんは今でも葬式をやりません。やっぱりそれは「出家」というのがキーポイントなのでしょうねぇ。その辺りから、この発想が「小乗仏教的なエリート主義」からくるものならば、もの凄く嫌な感じで同じ仏教徒として胸が悪いです。
言っときますが、ボクはこのお菓子のネーミング自体、悪趣味だとは思います(笑えるけどね)。だから、東大寺も相手にせずに放っておいたら良かったのにと思うんですが。それか、ちょっと食べてみて「あんまり美味しくはないね……」くらいの嫌みで済ましとけばね(笑)。