パザ日誌

2004年10月17日(日)

東京の次に多い場所

金曜日の夜は、廃墟感漂うボクの大好きなカフェ・アンデパンダンへ、知久寿焼さんのソロ・ライヴを観に行きました。

今日のライヴは"3 form folk music"というタイトルで、他に風博士というグループと、勝野タカシさんという方との3組のライヴでした。風博士でヴァイオリンを弾いておられた方が、なんか見覚えのある方だなぁ……と思っていたら、以前ネガポジでライヴをした時に対バンして頂いたバンドの方でした。多分、きっと。

勝野タカシさんは、ギター弾き語りというスタイルからは思いも寄らない、もの凄いグルーヴと表現力のある演奏と歌で、かなり圧倒されました。こういう事をしている方が居るのか! と、本当にライヴには足を運ばないといけないなぁと再認識。思いがけず、もの凄く得をした感じがしました。

で、トリは知久さん。知久さんのソロ・ライヴの回数は、東京の次に京都が多いのだそうです。そう言われてみるとそんな気がしますね。これは菊地成孔さんとも共通する部分ですね。この前にボクの中での日本の2強バンドを挙げましたが、その中のお二人が共に京都に良く来て下さって、京都在住のファンとしては非常にラッキーであります。

セット・リスト
  1. ねむけざましのうた
  2. 安心
  3. オーホーリーナイト
  4. 夢みているよ
  5. らんちう
  6. ぎが(ウクレレ伴奏)
  7. 口琴ショー
  8. おるすばん(ウクレレ伴奏)
  9. いちょうの木の下で(ウクレレ伴奏)
  10. 電車かもしれない
  11. いなくていいひと
  12. 君しかいない
  13. いわしのこもりうた
アンコール
  1. 金魚鉢
  2. いたわさ(知久さんひとりヴァージョン)

ウクレレ・コーナーでの口琴ショーでは、中国雲南省の

納西
ナシ

族の3片口琴が登場。ひょうたん見たいな木製のケースに入った口琴でした。初めて聴いた口琴でしたが、3つの口琴が1セットになっていて、それぞれ音程が違ってるので、スタンダードな口琴とはちょっと感じが違って、これまた良い音がします。音量が小さめですが、メロディーっぽい音が出せる感じですね。手に入りにくいらしいのですが、かなり欲しくなってしまいました。

アンコールの「いたわさ」はJon(犬)さんとのユニット「知久ジョン」のオリジナル曲。元々は2人でデュエットする曲なんですけれど、今回は知久さんひとりで歌ってました。「知久ジョン」としてもまたアンデパンダンに登場したいとおっしゃってましたので、是非とも実現して欲しいものです。

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