パザ日誌

2004年10月18日(月)

ワンコイン・セール

金曜日のカフェ・アンデパンダンのライヴを見に行く前、ちょっと会場までに時間があったので、近くのJeugiaにCDを見に行ったのです。すると、エスカレーターの所に貼ってあった告知で、翌日土曜日から、また輸入CDの500円セールがあるのを知ったので、次の日の昼間に覗きに行きました。

前回のセールの時には税込み525円だったんですが、今回は税込みで500円のワンコイン・セールなので余計にお得です。前回は三条本店の6階だったのですが、今回の会場は今の本店の建物が出来る前に入ってたビルの2階。ちょっと前までCDのセレクト・ショップみたいな事をしてた所です。ちょうど三条通りの寺町とカフェ・アンデパンダンの間くらいの所ですね。早速、始まって間もない時間に行ってみると、そんなに混雑してる様子もなかったので、ゆっくりと見る事が出来ました。ただ、置いてあるCDは(クラシックに限れば)前回の売れ残りという感じだったのが残念。でも、前回買わなかったもので2枚ほど、買ってきました。

買ったのは、クセナキスの"Electronic Music"(EMF CD 003)というアルバムと、フィリップ・グラスの"Glassworks"(SK 90394)っていうアルバム。新品で税込み1000円なら、かなりのお買い得ですね。

色々と見てたら中古CDで「水琴窟」っていうのがあって、1時間くらい水琴窟の「ぴちゃんぽちゃん……」っていう音が入ってそうなアルバムがあったのです。ある意味、とっても現代音楽っぽい感じもして買おうかとおもったんですが(どうせ200円だし)、流石に1時間も「ぺっちゃんちょっぴん……」っていうのを聴くのは辛いかなぁと思ってやめたのでした。でも、このクセナキスに比べたら、きっと水琴窟の方がずっと聴きやすいかも(笑)。このアルバムをヘッドフォンで全曲聴きとおすのはかなりヘヴィーですね。音響派な感じです。「ピー」とか「ンゴゴゴー」とか言います。でも嫌いな感じでもないですけど。

フィリップ・グラスは、ミニマルな曲ばっかりですね。ある意味、これも好き嫌いが分かれるアルバムなんでしょう。ボクは好きでもないけれど、嫌いでもないという中途半端な印象でした。

それよか、今日やっと届いたんですけれど、アンサンブル・モデルンの「コンロン・ナンカロウ作品集」—-おっと、これは日本盤のタイトルだった。輸入盤だから、正確には"Conlon Nancarrow Studies"です—-が。まだちゃんと聴けてないんですが、これは凄く良いアルバムですね。素晴らしいです。1曲目が始まって数秒聴いただけで、もう自分好みだと分りました。暫くずっと聴きそうです。しかし長かったなぁ……。こんなんだったら、初めっから輸入盤にしといたら良かったかな……。

コメントは受け付けていません。

pazap研究室 all rights reserved.