パザ日誌

2005年01月28日(金)

京都賞

NHKを見てたら、明日の教育テレビ22時からのETV特集は、「歴代京都賞受賞者からのメッセージ」らしい。

京都賞と言えば京セラの稲盛財団が創設した人類の科学の発展、文明の発展、又精神的な深化、高揚の面に著しく貢献した人々に対し贈られる賞だそうで、確かジェルジ・リゲティも受賞してるので、「をををををを!」と喜んで、でんぐり返しを6回もしたのですが、ETV特集のサイトを見てみると、インタヴューはされていない模様ですね。残念でした。こんなんだったら、でんぐり返し3回までにしとくんだったよ……。

ちなみに京都賞のこれまでの受賞っていうページを見てみると、音楽家では第1回目(1985年)にオリヴィエ・メシアン、第5回(1989年)にはジョン・ケージ、第9回(1993年)にヴィトルト・ルトスワフスキ、第13回(1997年)にイアニス・クセナキス、第17回(2001年)にジェルジ・リゲティです。

リゲティと言うと「第35回サントリー音楽賞受賞記念コンサート・野平一郎#3〜室内オーケストラの夕べ〜」というコンサートが、2月23日(水)19:00からサントリーホール・小ホールで催されるのですが、そのコンサートでリゲティのピアノ協奏曲が野平一郎氏のピアノ独奏—-高関健指揮ジャパン・チェンバーオーケストラ—-で演奏される模様です。これは是非聴きたい所ですが、何回でんぐり返りしても行けそうにありません。

でも、もひとつリゲティもののコンサートを紹介しますと、レクチャーコンサートシリーズ11・ピアノはいつピアノになったか?第8回「ピアノとテクノロジー」という催しが、3月19日(土)18:00から、大阪のザ・フェニックスホールにてあります。ここではコンロン・ナンカロウのプレイヤー・ピアノのための「スタディ」第6番・第7番・第19番や「タンゴ?」、ジョルジ・リゲティの「終わりの無い柱」などが、ピアノや自動演奏ピアノによって演奏されるのだそうです。うっひゃー! これは行く! 多分行く! いや、絶対行きたい!! こんなプレイヤーピアノなんて生で聴けるチャンス、あんまり無いですからねぇ。

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