何度書いた所で無理な話ですぜ。残念。しかし、凄いなぁブラザー。うちも今のプリンタがダメになったら、ブラザーにしよう。
先日Amazonで注文した、東京ザヴィヌルバッハのVogue Africa "Naked"は、「24時間以内に発送」だったおかげで、発注から24時間を待たずして到着。この辺りはホントに凄いなAmazonと素直に感動です。しかし「24時間以内に発送」っていうの買ったの初めてだったけ? 何度かあったような気がするのですが、夜に注文してたりするから、中1日で来てたのかな。とにかくこのアルバムは、色んな意味で勉強になったり、素直に聴き入ったり、これからの曲作りについて考え込んだり、小学生の頃にした集団窃盗の事を思い出したりしながら(ダウトですよ!)、ひたすらヘヴィー・ローテーションしてました。
そのヘヴィー・ローテーションが落ち着いて来た頃、図書館で借りた「春の祭典」—-勿論、ストラヴィンスキーの名曲。でもこの「春の祭典」っていう言葉の後には、「スペシャル」っていう言葉を付けたくてしょうがないのは何故だろう? しかも手を顔の横に挙げる動作付きで。あ、あれのせいか、ナールホド—-を繰り返し聴いてました。演奏はファジル・サイ(ピアノ)。ワーナー・クラシックス・ニュー・ベスト50っていうシリーズで1000円(税抜き)で売ってるヤツです。
オーケストラ版じゃなくて、ピアノ4手版なのですが、4手版っていうからには演奏者が2人必要な訳ですけれども、このアルバムにクレジットされてるのは1人。つまりオーヴァー・ダビングして自分と連弾っていう事みたいです。で、聴いてたらどうもピアノっぽくない金属的な音が入ってるんですよね。何だろう? ピアノ版なのに。まさかプリペアド・ピアノもダビングしてる? ってライナー・ノートを見てみると、やっぱりそうらしい。これが効果的でいっそう曲に彩りを与えていていいです。この曲のピアノ・ヴァージョンがストラヴィンスキーのアレンジで存在するっていうのを、恥ずかしながら知らなかったんですが、この4手版は、ストラヴィンスキー本人とドビュッシーが仲間内の演奏会で初演したのだとか。へぇ〜。でも、勿論この4手版のスコアに、プリペアド・ピアノの指定なんか存在する訳なくて、この演奏家の素晴らしい演出でありますが。
しかし、このアルバムも「うわー、ピアノだけでも凄く「春の祭典」だぁ……」とか、何度聴いても感動しながら、またリピートするのでした。