パザ日誌

2008年10月12日(日)

フランク・ザッパという天才の存在

譜面

Youtubeは凄く便利で、最近では『愛してナイト』というアニメのエンディング曲『ぼくのジュリアーノ』を見たりしております。前はDivXの動画サイトStage6というのがあったのですが、あれが無くなって寂しい思いをちょっとしてまして、同じ様なサイトは無いものかと探してみたら、StageHDというサイトが出来ておりました。試しに『Zappa』で検索してみると、ザッパ・プレイズ・ザッパのライヴ映像が出て来たので、何度も何度も何度も何度も何度も何度も見ております。ちなみに『ザッパ・プレイズ・ザッパ』とは、フランク・ザッパの息子が父親の曲を演奏するコンサートで、ワールド・ツアーで日本にも来ておりました。

なかでも見所は、何と言っても当時ザッパ・バンドに在籍していたビッグネーム、スティーヴ・ヴァイとテリー・ボジオが参加している曲。ヴァイは『Zomby Woof』で素晴らしくエキサイティングなギター・ソロを見せておりますし、ボジオは『I’m So Cute』と『Punkys Whip』で当時の様に、ドラム叩きながら歌っております。見ていると改めてザッパ御大の楽曲の素晴らしさを認識するのですが、と同時に何か物足りなさも感じます。それはやっぱりフランク・ザッパその人。

StageHDにはザッパのドイツでの演奏もアップされておりますが、これと見比べてつくづく思うのは、やっぱりザッパ本人のパフォーマンスと存在感は強烈だという事。ザッパ・プレイズ・ザッパのメンバーも素晴らしい演奏をしておりますが、単純に演奏だけがフランク・ザッパの音楽の魅力じゃなかったのだなぁという事を思い知らされました。勿論、ザッパ本人が居なくても、ザッパの音楽の素晴らしさはじゅうぶんに伝わってくるから、余計にそう思うのかもしれません。

pazapというバンド名は、勿論Zappaの名前を並べ替えてシンメトリーにしたものですけれど、ザッパ御大への敬意は変わらずとも、最近はほとんどザッパの曲を聴く事がなくなったので、久しぶりに動画を見てやっぱりザッパは凄いなと思うのと、pazapを始めた頃の気持ちを思い出したりと、なかなか感慨深い連休をすごしております。

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