パザ日誌


2001年11月11日 (日曜日)----すぎもとともひで

月の不思議2

朝日新聞のサイトを見てるとふと目が止まった記事があった。それは「首都圏のJR線で人身事故多発 運転見合わせ相次ぐ」というもの。昨日一日、首都圏だけで六件の事故があったそうだ。ホームに落ちてケガがなかった人から、飛び込み自殺まで含めてである。被害者の方には大変お気の毒だとなぁと思っていると、ピンときた。「ひょっとして...」さっそく googleで「月齢」を検索。すると、やっぱり!!  情報資料室「今日の月」によると今日の月齢は「15」。つまり満月であった。

満月の夜に事故、事件が多いのは有名な話だ。前にも月について書いたが、月の引力は地球の生きとし生けるものに大きな影響を与えているのだ。特に満月の夜は「ヒトを狂わせる」と言われているとよく聞く。ラテン語で「月」を"Luna"というが、それを語源として「月に影響された」ということから、英語の"Lunatic"は「狂気」「狂人」などの意味がある。一説によると日本語の「月」も何かに取り憑かれるという意味の「憑く(つく)」から来ているとか...。

やっぱり「月」は不思議だ。というか宇宙ぜんぶが不思議なのだが。今晩は(アメリカはまだ三十一日だろう)満月でハロウィン。このご時世。何も起こらなければ良いが...。